カニさんのブログ

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シカゴ先物の、ドル建てと円建て

2009-06-05 18:20:52 | ノンカテゴリ
あるサイトに掲載されてました。

CMEの「日経平均先物」ですが、「ドル建て」と「円建て」の2種類の先物があり、SQまでの期間によってその差が無視できないほど大きい場合があります。機関投資家は2種類のシカゴ日経平均先物の違いを常識として理解していますが、一般の投資家は明確に違いを意識しているとは限りません。それにもかかわらず、日経系列の「モーニング・サテライト」やカブドットコム証券提供の「あさカブ」というTV番組はいずれも「ドル建て」の日経平均先物の清算値を使っています。本来は別の先物として参考程度に扱われるべきCMEのドル建ての日経平均先物ですが、大証の日経平均先物の前日引け値とを同時に伝える為に、視聴者の多くに同じ先物という錯覚を与えかねない番組編成が行われています。
 ドル建てと円建ての日経平均先物では先物を建てる際の資金調達コストが異なります。リスク・マネーに対するコストが高い現状の米国のドル建ての先物は現物相場に比べるとかなり割高となり、金融危機が収まりつつある足元でも米国の長期債金利よりも高いコストがかかっています。それに対して、大証の日経平均先物は6月物と9月物に大きな差が無いように、金利コストをほとんど考えなくて良い環境で取引されています。
 こうした違いがある中で、2つのTV番組は常に大証より高く取引される傾向があるドル建ての日経平均先物を使い続けているわけですが、製作者の意図があって行われているのか、単純に配慮が欠けているだけか、あるいは、無知であるかのいずれかということになります。いずれにしても視聴者に実態と異なる思い込みを与える恐れがあることに違いはありません。視聴者に誤解を与えない配慮があればシカゴの日経平均先物は円建ての結果を伝えるべきですし、ドル建ての先物価格を使うなら、「ドル建て」である旨の表示を行うべきでしょう。この辺りに番組を作る側の誠意が試されているかもしれません。

自分もいつも円建ての方が安いなとしか思っていなかったけど、それなりの理由があったんですね。


コメント
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