まだまだ女性管理職が珍しかった頃に、親戚の女性が勤める職場に女性管理職が転勤して来ました。
体格がよくて、豪放磊落、サバっとした女性でした。
別に失態もなくて、男性の部下も適当にさばいて、管理職としては有能だったと傍でその人の一挙手一投足の話を聞いていて思いましたよ。
でも、同僚の女性からも男性からも、なんだかだとその人の振舞に陰口が。
妬みですね。
私はまだ大学生くらいだったかと思うけど、女性が管理職になるって、大変だと思ったものですが、それが、何十年経っても変わらない。
いやあ、日本という国はまだまだ男尊女卑なんです。
私は、女性は男性に従うものだという教育を受けて育ったのですが、それが嫌で、なんで? といつも思っていたから、学校では、男性の先生にも同級生にも嫌われていましたよ。
今も、同じですが、おかげで、会社をオーナーから任された時に、オーナーの親族が役員でもなんでもないのに、口を挟もうとしたり、会社のお金を欲しがったりしたから、ピシャッと断りました。
ここで、女性の気の弱さを出していたら、今頃は会社が雲散霧消していたでしょう。
まあ、そのオーナーの親族の輩からは顔も見たくないと言われてしまいましたが、却ってよかったと思っています。
こういう時も、女性としての特性を生かして、うまく、この輩を掌の上で転がして、無難に処理する方法はあったかもしれないと思いますが。
そもそも、男性管理職だったら、お金の無心なんて言って来なかったかもしれないですし。