暖かいから、ハガキを買いにちょこっとね。
と外に出たら、雪捨て場のこっちの境の雪の山から、何かが時々出ては消えしていました。
ナンジャロカ、と単なる野次馬根性で覗いてみたら、
男性が倒れていてね。
ハハ~ン、雪捨て場に雪を運んできたはいいけど、もう、雪がグザグザで、ずぼって片足埋まって、動けなくなったな、と。
ダレカと見れば、私に憎まれ口の五万も聞いて、怒鳴るわなんだわと合法的嫌がらせをしていたオヤジ、いや、爺。
浮世の義理だから、助けたるわ、と傍までいって、
手を引っ張ってくれって言うから、引っ張ること数回。
やっと起こせたと思ったら、長いこと寝そべっていたから、体が硬直して起きた姿勢を保てなくなっていましたワ。
救急車は嫌だみたいな感じだったので、もう一度、起こして、座らせて、様子を見て、家に帰ってもらったけど、
携帯電話持ってんかったん?
私が通らんかったら、死んでたかもね、という自覚はあったみたいでしたが、
この時期の雪は、埋まりやすいから、しかも、埋まったら、足を抜くのが大変だから、脚に力がないお方は、雪捨て場なんて行ってはいけませんッ‼‼‼
爺を引っ張った手が痛いのだ;;