私もなりました。
原因は、夫の理不尽な言い分で、我慢に我慢を重ねていた結果、スーパーで買い物途中、いつもと周りが違って見えるような気がすると感じて間もなく、激しい動悸とメラメラ感があり、焦りました。
でも、私は、パニック障害というのを知っていたので、慌てることはなかったのですが、それから、2年くらいは苦しかったです。
隣りの家に回覧板を持って行くのも恐怖でしたから。
10m歩くのなんて、とんでもなかったことも。
でも、頭の中では、恐怖に感じることなんか何もない、とは分かっていて。
幸い、うちには、リーゼという安定剤があったので、それでしばらく時をかせいで、安心なことだけをやり、1年が過ぎて、恐怖が頭をもたげないようにして、カルチャー教室に通い、それで1年を過ごして、やっと、パニック発作から逃れました。
私の場合は、色がたくさんあるところもダメだったから、スーパーの売り場でも、大丈夫な売り場とダメな売り場が。
乗り物も、バスはいいけど、地下鉄はダメとか。
他人では、そばに来るだけでダメな人とそうでない人がいました。
たくさん人がいる場所は、多分、今もだめかもしれないです。
お葬式などで、逃げ出せない場所は、遅刻ギリギリに行って、一番後ろの端っこに席を取り、恐怖を感じたら、すぐに出るという方法を取っています。
コンサートにいきたいけれど、これもダメです。
たくさん集まる場所に、友達と一緒に行って、隣り合わせて席を取るというのもダメなんですよ。
一人で行って、勝手に帰るというのでないとあかんのですわ。
また、雪の平原も吸い込まれそうな恐怖を覚えること度々で。
原因だった夫には、アナタが原因とは言わず、場所によっては、ダメなところがあるから、とだけ伝えたら、夫はデパートなどの広い売り場が苦手で、やっぱり、私と同じような感覚に襲われるようだったので、それで、助かりました。
パニック発作は、脳から、あの恐怖を追い出して、忘れさせることが大事でしたよ。