とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

とこ と とこ嫁

2017-01-09 10:30:42 | 雑貨

昨日、とこのお洒落着を紹介しようとして、
あの時の、結婚式の写真があれば、Aラインのワンピースの良さが
よく判るのに~とちょっと探してみたのです。

夫いわく、
「え、あっちの部屋のどこかにあるよ」
とこ嫁、
「うん、今日はもう力尽きた…

とこ嫁、結婚してから、もうすぐ丸22年になりますのよ。


水玉ワンピースの写真は発見できなかったのですが、
たくさんの息子の写真の中に、とこ嫁が とこ の花柄ワンピースを着た時の、
お食い初めの時の写真がありました。

掲載します。これです。
 ※ワンピースは全然違うもので、今手元にはありません。



え?
小さい?息子が?

え?若い? とこ嫁が? うんうん。

うん、若いし、小さい、画像が。

生まれてちょうど100日を迎える日、
毎日夜中の授乳、子育て初めての「良く分からない」という緊張感。

とこ嫁は青森の実家には帰らなかったし、
髪を振り乱し、ほとんど外出もせず。

息子はたぶんとても健康で、順調に育っていると
思うのですが、とこもとこ嫁も実感がない。
息子がよく泣くんですわ。
置いたら泣く。ま、赤ん坊は泣くのが仕事、ですけどね。

ばぁばになった とこ、
自らが体験した出産は1度きりですから、
(夫は一人息子です!)
その経験がフラッシュバックするようです。

1度きりの出産体験で、夫は仮死状態だったそうで、
お医者様も、「覚悟しておいてください、半年もたないかも」
と、おっしゃっていたそうです。


だから、
私が授乳しているのを、(遠慮もあって、)後ろから
そっと、しかし非常な力を込めて、
凝視しているのが伝わってきて、とこ嫁も
しんどかったです。

とこもしんどかったでしょうね。
心配で心配で。

100日経つと、お祝いせねば!と、
その当時髪ぼっさぼさ、ヨレヨレのルームウェアで過ごしていた
とこ嫁を着飾らせ、「髪もちょっと整えたら?」。

赤ん坊には前々から準備したお宮参り用のべべを袈裟掛けし、
ぱちり。

尾頭付きの鯛に、お赤飯、小さなお膳も完備でした。

写真を見ると、とこ嫁、かなりマイペースで
自分のペースをあれこれ言われるのは嫌な方なので、
やや眉間にしわを寄せております。

お祝いしていただけるのは光栄だと思ったのですが、
正直、少し嫌だったのですよね、
その温度差が。

とこ嫁、未熟でございました。

写真撮るなら、風呂にゆっくり入って、さっぱりしたい!
服も自分の納得いくように選びたい!
と伝えられたら良かったなぁ。

この花柄のワンピースはイイものだというのはよく分かってるのですが
あれこれ、あてて、イメージを膨らませて、
最終的にこのワンピースに落ち着くなら、
まったく問題なく、とこの気遣いに感謝できたことでしょう。

実は、
とこのお友達のMさんと一緒に「赤ちゃん本舗」へ
ベビー用品を買いに行った時、
Mさんに「とこのお嫁さんは大変ねぇ」と言われたことがあったのです。

とこ嫁が自分の意見を言えていなかったから。

その時、
そうか、ちゃんと言えないと、却って後で、とこを傷つけてしまうなぁ
という『気づき』があったのです。

なのに、この時もうまく自分の気持ちを言うことができず。

眉間にしわ、ですわ。

その気づきを活かせるようになったのは、
お恥ずかしながら、20年近く経った、ごく最近です。
云いにくいことを発するタイミングは、
とこ嫁は時々言葉が出ないことがあるので、
難しかったみたい。

ちょっとずつ、大人になるんです。。


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