今朝のいいこと

おはようございます。

月曜日ですね。
今日はもう少ししたらご飯を食べて会社へ向かう予定。

昨日はどうしてもやる気スイッチが入らず、ひとつ締め切りを守れなかったものがあり、妙に落ち込んでしまい、今朝もなんだか悲しい気持ちだったのです。

息子が昨夜、バイト先での新人歓迎会なるものに参加し、新人として歓待を受けたようですが、二次会にも参加して、先輩の飲みっぷりを拝見したらしい。
一次会はバイト先の組織として行うものなので、ちゃんと「未成年者がいるのでアルコールはダメよ」宣言があり、飲めないことが残念だという先輩は二次会で居酒屋に行くことに。息子がその先輩のことを好ましく思っているのは明白なので、当然、ついていったのだろう。
「いつもよりしゃべってた。」
ちょっとニヤつきながら話すところをみると、なかなか見ることのできない先輩の一面を見た、という満足感があるようだ。
「ぼくはちゃんと（アルコールは飲まなかった）、チョコレートミルクっていうものをね、飲んだ」
「なぬ？」
「おお！なんだこれは！！って思って、」
目を輝かせて話す。
「それは女の子を喜ばせるメニューだね、居酒屋ってそういうメニュー多いよね」
「そうなの？…（ふふっ）個性を、出してみた♪」

そんな他愛のない会話でやや口の端を持ち上げた私だったが、その後、深夜なんだか落ち込み中で、悲しい気持ちとなり。ええい、寝てしまえ！と横になったわけだが、愚痴モードは収まらず、夫も悲しそうな顔になってしまった。
その顔を見ると、こんな自分ではいけない、と思い直すのだが、気が晴れないのがどうにも、暗い気持ちになってしまう。こ、更年期？？？
いやいやいや…漠然とした不安の中、いつしか眠ってしまっていた。

明けて今朝、一晩寝れば大丈夫な私だが、今朝はまだ憂鬱だった。雨も降っていないのに、外から近くの道路の、車が通る際に路面の水をはねていくような音が聞こえる、ような気がする。部屋は夫が安眠できるよう、遮光カーテンを引いている。外が明るくなっても、部屋は何も見えないほど真っ暗なのだ。朝は明るくなってほしいと思いなっがらも、夫が眠れなくなってしまうと困るので、簡単に割り切れず。
ベランダに出てみる。ここは東に向かって開かれている。雨が降っていないことを確かめる。やるきスイッチは入りそうにない。会社やめたい、唐突にそんな考えも浮かんでくる。

気分を変えよう。自分が気になってるものを片づけてみよう、と、美容器を持ち出してあまり気の入らない処理を行う。それだけでもちょっと「やったな」感がある。

息子が朝の支度を終えて玄関へ向かう。今日は黒地に白のドットが入ったコットンのハーフパンツに、白いコットンの半袖シャツ。シャツの下には黒いTシャツを着て、白シャツの前は少し開けている。ナイキの黒のシューズを履くのを見ていると、案の定、「なに」というふうに顔を向けるので、明るく「いってらっしゃ～い」というと「酔っぱらってんの？」と軽蔑風に見る。いや、たまにはお見送りしようと思って。
ふん、と鼻を鳴らした息子がドアを開けたとき、右下を見て小さく声をあげた。特にとりあうことなくすぐ身をひるがえし、息子は行ってしまったが、その声が小さく「あ、トカゲ」と告げた。そこで私もドアの外に出てみた。
５センチほどの大きさ。足の動きがユーモラスだった。ひょこひょこと通路を斜めに横切るように行く。
リビングに戻り、それを夫に告げると、最近マンションの一階で見た、とのことだった。同じ個体なのかな。家族三人とも見たんだね。

なんでもないことだが、これでやっと気持ちが上向き、今日も会社に行けそうだ。

いいことありそう。ありがとうございます！