とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

夏の装い(浴衣)

2019-08-12 00:01:58 | 雑貨
どこかで花火大会があるらしい日は、夕方ともなると浴衣の方がちらほら。

電車を待っていると「紗」っぽい生地の和服の女の子。たぶん、浴衣着て花火、のくちだと思う。白地に大き目の柄が涼を誘う。

いい生地なのに、着付けはどなたがされたのか、私が見たところ「つんつるてん」。 着丈(裾の位置)が、くるぶしから10cm~15cmほども上。…子どもか? そんなにおはしょりとらなくてもいいんでないの? おはしょりがスカートみたいよ? 和装で素足に下駄だけで抜け感バッチリなんだからさ。
みると表情もとても幼い感じ。お化粧ばっちりしているけれど、背も高くはないし、やたら重量感のある帯(色も渋めの赤)や帯締めもなんだか、、盛り方が違ってるように思えた。私がその年ごろなら、浴衣着たらお化粧なんかしないなぁ。血色が悪いならリップだけ、みたいに、1点盛のほうがいいなぁ。だって若いというだけでもう盛ってるんだもん。


若い男性の浴衣にもがっかりした。
こちらも駅のホームで見かけた子。あれはまだ10代だよね、きっと。
生地の色も帯も男前だけど(最近たまに見かける)帯の位置をウエストのくびれのところにしている人。後ろから見た時に、帯の下はギャザーが寄ってる。

腰のところで帯、なのが粋なのになぁ。一番体形をカバーするよねー、帯と下駄。ただし適度な着丈と帯の位置にしなければ、一泊した朝の旅館の浴衣か、はたまた、着物で作ったワンピなのかってなもんよ。

これが流行りってものなのかしら?
着崩すおしゃれもあるかしらんが、伝統のポイントを押さえておかないと、ただの「崩れ」だわよね。体形よく見えるのが基本ではないかと。
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