とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

春は。

2021-05-02 18:43:18 | 日記
古典なら「あけぼの」と続く。

春はあけぼの、が美しいと。

心にいろいろと去来するのが春。

新しい緊張が、沈殿していた過去を巻き上げて人の心を浮わつかせる。

同時にパワーも与えてくれるのかもね。

近況をお伝えしよう。
息子は大学を卒業し、この4月から大学院へ進学。
理系はわりに大学院への進学率高めだそうなので覚悟していたが。
(🙈アア マダカネカカル)

姑とこは公設の老人介護施設へ入所して1年過ぎた。
サービス付高齢者住宅いわゆる『サ高住』での食事取らず発熱し緊急入院後2年を過ごした病院から、今の施設に移って、新型コロナウイルス感染防止対策のため、面会は月1回程度、今年からはタブレット端末とパソコンを使った電子面会のみだが、本人の様子に安定感を感じる。

以前の病院では、レビー型認知症の診断に対して特に対応してもらってはいない状態だった。(薬は服用していたけど。)サ高住入居の時は、処方された薬を服用できていなかったし、それではと訪問してもらった医師は「レビーじゃないのでは」と告げられ、薬を変えたものの、それきり再診していないはず。
そして今の介護施設では、薬強いかもしれないので変更して様子みます、と言われ、医師と相談して進めているという感じはないけど、結果としては良かったのかなと思っている。
ただ、好調・不調の波があるということなのか、以前には「笑ってお話しされてました」とお知らせにあったが、面会の時や次のお知らせにはそういう様子は見られなかったとある。
前回3月の面会では、タブレット端末の操作などもしてくれる介護スタッフに「孫がいるの」とささやくように話していたっけ。
うちの息子が面会に来てくれるのではと思ってるだろうなぁって。
息子の卒業式での写真を見せてあげることしかできないけど。きっと息子としても、弱ったばぁばを見るのは辛いし、何を話していいのか気が重いだろうし。
息子に今度言い聞かせておかなくてはなぁ。多分、姑とことしては、かわいらしかった幼少時の、彼の面影を見るのが何より楽しみなんだよな。
よく女の子に間違われたっけ。いっそ女の子だったらいろんな可愛い服を着せてあげるのにねぇって。

息子はこの春、いろいろな体験もした。合宿タイプの自動車免許取得のため、福島県へ2週間行ってきた。(無事取得できた。)卒業研究もそれなりに苦心したようだが、時間をやりくりして頑張ってた。
そして、4年間続けてきたバイトを辞めるにあたり、「卒業祝」としてみんなからメッセージをもらったり、お礼として贈り物をいただいたり、控えめながら少人数で会食などしたようだ。

それで。
息子の進学先で新型コロナウイルス陽性者がでた。
30人程度が在籍するところらしいが、息子の隣の席の人だった。
気管に持病ありの人で、少し咳が出ていたそうで、そこは心配されたけれど、ほかの症状はなかったそうで。
この4月からとはいえ、メンバーの紹介や講義の方針、方法などレクチャーされている段階で、WEBでの講義併用でもあったみたいだし、接触してましたか?って言われてもねぇ、って感じで。
大学院は本部と実際の場所とは別の場所なので、2か所の保健所へ状況報告をしなくてはいけなかったようだ。
隣の席の人との接触は実際どうだったか、なのだが、学食はアクリル板の設置が徹底されており、そこで一緒にご飯を食べたことがあったそうだが、濃厚接触者には当たらないとのこと。
しかし家族である私は会社からのお達しでPCR検査を受けることに。息子も当然その対象だったのだが、息子は本人の意思として、拒否。
隣の席の人が陽性反応だったという知らせは4月の第二週の土曜日に分かった。週明けて、私の勤務先から指示のあった簡易な抗原検査は受けてくれて、夫も含め3人とも陰性だった。その抗原検査のキットは週末まで正式な検査を受けるまでの代替策だったらしい。水曜昼にバイク便で受け取ったが、反応のための溶液が半分以下で(揮発したのか?もともと少なかったのか?)新たに2セットをその日の夜届けてもらった経緯がある。息子は「そんな不良品を買うなんて!」と不満を持っていた。
抗原検査陰性と報告した後に、公式なPCR検査も受けてくださいとの指示が来たのでさらに面白くないし、当初の報告時の「隣の席だったんです」という話から「濃厚接触者ではない」という判断へと変わったこともあり、息子としては「蒸し返さないで!」「もし陽性だったらどうしよう」とか、「まるで犯罪者みたいな扱い!」との気持ち一杯だったんだと思う。
夫からは、私への会社での風当たりが強くなるのかもとの懸念もあるけど、息子の意思は尊重してやってほしいとお願いされた。
無論、私も自分の立場かわいさに息子を犠牲にしたくないし。

会社側へドキドキしながら報告したら、一定の理解を示してくれ、症状もないのに強要はできないしとの返事だった。
PCR検査は初めて受けたけれどスムーズにネットで予約できた。夫は金曜日に、私は土曜日に受けた。
検査費用は一人2300円。場所は自宅最寄り駅から電車で15分の駅から徒歩1分、民間の検査センターで唾液採取の方式で。
待ち時間はほぼなく、5分ほどで終了。翌日に結果がメールされてきた。

その後、会社では上司から「お互い、誰にでもありうること、あまり気にしないで」とフォローされた。息子は2週間自宅での受講を求められ、私は勤務先から公式のPCR検査結果が陰性と分かるまで自宅での勤務となった。

陰性の結果となり、晴れて出社したら、隣の部署で陽性反応者が出た。
もう少ししたら打ち合わせることもありえる方だっただけに、ちょっとソワついた。
まぁ、自分自身の体調はなんとなくだるい日もあったけど検査結果を信用して、あのだるさはテレワークが主で単に疲れだったと思っていいのかなぁとも思うこのごろ。

夫が率先して検査してくれたことにはとても感謝している。
(ほかの病院で受けると2万円って話で、えーっ!ってなってたので)
そんな夫はちょいちょい息子の服を借用して、息子より着こなしているのがオカシイ。冬も終わりのある日はダウンジャケットを借りていたり、歯医者さんへ通う今日は、息子の白シャツにグレーのVネックセーターを重ねてニマニマしてた。とにかく健康でいてくれることも有り難い。

もう五月。新型コロナウイルスの対応で異例づくし。
どうせ私の勤務先が繁忙期で、例年ゴールデンウイークはどこも出かけないけれど、懐かしく思い出す日も来るのかな?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« EVONY(6) 辞めていくひと | トップ | EVONY(6) グローバルゲーム? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事