とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

鎌倉シャツ

2019-09-11 23:05:37 | 雑貨
その手触りや着心地のよさに、リスペクトを込めて。
別に私自身はメーカーの回し者ではないのだが(誓って)、
ここで鎌倉シャツについて語りたいと思う。

私が鎌倉シャツを知ったのは、10年ほど前だろうか。
ちょっと大げさに書くけれど。
女性の服は、おおむね、特にYシャツなんて、ぺらっぺらで、
縫製があまり良くなくて、大していい出来ではないのに
(全部が全部じゃないし私が無知なだけかも、失礼!)、
それなりに値段がして、流行が過ぎると着られない、そんなイメージだ。

仕事する際に着ていたいと思うのに、長く使えなくて、
機能性も低く、だいたいポリエステルの比率が高くて着心地も悪い。
本当に私にとっては長年不満だった。
あるとき、テレビで、ものづくりにこだわるメーカーの紹介をしていて、
丁寧な縫製なのに低価格のシャツメーカーとのふれこみ、
鎌倉本社のショップでは、ものづくりにこだわりのある社長さん
自らがカレーを仕込み、お店の一角でそれがいただける、ということを知った。

社長という人種。

私は社長というのは、ちょっと一般の人とは違う人種だと思っている。
何か人と違うものを見ているから、することも違うのだ。
何故威張って命令していればいいと思われがちな「社長」が、
ショップでカレーを作るのか。
(トイレ掃除をする社長もテレビで取り上げられてたなぁ。ネタとして面白いからか。)
鎌倉シャツの本社のショップに行ってみたくなった。
となれば、夫と一緒に、Go!

鎌倉のイメージがいいらしく、夫も二つ返事。

暑い夏の日曜日、二人で行って、カレー食べて、気に入ったシャツと
アクセサリー買って帰ってきた。
カレー、リンゴをすりおろして入れてあるというだけあって、
旨いのも当然、バランスがとてもよかった。
また食べたいカレーの一つである。
ものづくりにこだわりがあるというテレビの紹介も、作り話ではありえない。
見たわけではないから、いつも本当に社長自身が作っているのかは、
分からないけど。

さて肝心のシャツのよさ。
1.着心地がいい。
  腕を上げた時、脇が攣れるシャツは数々ある。
  (デザインなのか技術なのか、最近は良くなってると思われるけど。)
2.縫製のレベルが高いし、しっかりした造り。
  (私が今まで買っていたものがレベルが低すぎるのか?)
  脇も袋縫いしてある。
3.デザインがシンプルでスタンダード。
  長く着られる。
4.生地がいい。
  少し厚手のものが多い。最近買ったやつはすごい
  もちろん、薄手の華奢なデザインもあるが、これは縫製の良さが
  あまり活きていないように感じる。
5.(私はあまりこれを嬉しいと思わないが)クリーニングの1回無料券を
  付けてくれる

ちなみに、5の無料券を使ったことはない。
夏でも長袖派の私だったので、コットンのシャツで着心地がいいのはとても嬉しい。
今はネットで会員になって購入もできるが、初めてだと試着したいもの。
時折、新宿のお店や品川のお店を覗く。
男性のシャツはもっとクラシカルで、やや伝統的過ぎるかもしれないけれど、
長く愛用できることは間違いない。貝を削ったボタンを使っていたのだが、
今も変わらないのだろうか。
手間がかかっている造りなのに、値段は6000円程度だ。
高級店だと1万円近いこともざらだけれど、
それに比べればお手頃価格と私は思っている。
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