こんばんは。
今日は仕事を押し付けあう人たちの話。
俺の言うことをきけ、という昭和な上司ってもう時代遅れだと思う。
「そんなことをしたらマウントされて終わり」
弱みを見せたり、自分をさらけ出すことは、ダメだと。
そう ちょっとしたコラムに書いてあって、あぁ、露骨に言わないだけで内心そう思っている人が上に行くのか、とピンときた。とある部長職の人が「この中で自分は何番目?」と思うと言ってたことと符合する。
営業部に異動して気が付いたのは、内勤者を馬鹿にする営業員。むしり取れる相手からむしり取るのが営業マンなのだ。特に法人相手は。
誰とは言わないけど、あぁ、今この人は、こちらに対して、「むしり取れる」と思っていて、白も黒だと、悪いのはこちらだけじゃないのに、「お前が悪い」と言い切るのか。
ならばどう戦うか。「仕事では誰も信用しない」と言っている人がいた。これはかなり本音に近いと思う。誰のことも頼らない、いつも控えめでリスクを回避している。
「いい人も悪い人もないっていう理論、テキストにて今日も展開中。」
これは私がよく聞く曲(Mr.Children)の一節だけれど、常々、私が思っていることとピッタリだと思ってる。そしてこれは優秀な人も優秀じゃない人もないと言い換えられると。
でもね。
あの人はあれができないよね、っていうのは現時点では存在するのだ。
そしてそれは「正直な人は戦えない」ってことだ。俺のほうが偉いなどと虚勢を張っているような人は細かい作業はしないし実際にやろうとしてもできない。手順を覚えるのは気が進まないらしいし、マネジャーは作業をやっていてはダメなのだろう。正直に働く女の人が割を食うのだ。
大概の男性が働いて(戦って)、会社で女の人に雑用を押し付けて、楽な仕事を取り、給料をもらって家に帰る。そして正直な女房に給料を渡す。会社でフルタイムで働くお母さんは、PTAの会に参加すると、専業主婦に「もっとちゃんと参加してから言っていただきたいものですね」などと言われて小さくなっている。
太って腹がでっぷりとした男性がいて、営業活動の一部である企画提案する役割だが、頻繁に出張しては外出先から「あれやっといて」と言ってくる。もしくはさも私が頼んだかのように客に送付すべきものが私のところに回ってくる。遠方の客ばかりなので、送付状を書いて発送伝票を用意し、封筒に入れて送るのだが、そんな雑用をお願いせずとも自動的にやるように仕組んでいるのだ。5分とかそれくらいのことをお願いしてるだけだろと言ってたけど、実際は校正してないから事故案件になっているのを丸投げされて、私が黙って校正しないで客に送れると思ってるのがおかしいじゃないか。もし事故になったら、その該当箇所の校正入れの送信者がわたしだったら、私のせいにするんでしょうよ。そうして「むしり取れる」と思っている人が私のことを「お前が悪い」と断じるのだ。
内勤の私は、ほかの分野の仕事がメイン。そっちの件数のほうが大きい。その人はこちらの仕事は全く手伝えない状態なのに、こちらが多忙かどうかはお構いなしに「出張してるんだからさ、出来ないんだからさ。ほかの人に頼んででもやるべき、組織でやってるんだからさ」という。それなら自分でほかの人にお願いしろと言ってやるべきだった。
私に押し付けることが出来なくなることを恐れていたのか、アシスタントもつくといわれて他の部へ席を移されたが、まだ「あれなんだけどさ」と言ってくる。ダニかヒルに吸血されている気分だ。その人がしたように激高して言い返せばいいのだろうか。
ああ その人の奥さんに請求してやりたい。あなたの夫は人に仕事を押し付けて、多忙でできませんでした、と言ったら恫喝するんですよ。役割どうのじゃなくて自分が楽してさっさと帰るための算段は上々でいらしてね。出張が多すぎるから担当先の売り上げの2%内に出張費の抑制を言い渡されたんですよ。
家では「また出張になっちゃってさ」なんて言ってるんでしょうね。出張先の営業所からは「あまり頻繁に来られても、車を出さないと行けなくて仕事が片付かなくて困っている」「あの会社の事業報告書の内容で3回も行く必要ないのに」って言われてるのにね。
それでもきっと「でっぷり」が優秀なんでしょうね、席を移動され、ほかの案件も担当することになった以外、変化がないのだから。
逆に言えば、それくらいやっても会社を首になることはないんだ。おもしれーな。
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