こんばんは。
六月に入り、私の勤務先の状態も落ち着いてきて。
ちょっと一息つけた。
夫は週に一度のペースで母親が入院する病院へ通った。
3月の初旬に入院となって3か月になろうとしている。
食事は流動食を少しずつ摂っているが、量が増えないので
点滴が外れない状態だ。
「服がないじゃない、靴も」
そう言ってた、と夫はうなだれた。
彼の中では「服」だの「靴」だの言ったって、お母さんは歩ける状態じゃないじゃないの、という言い分。
息子だからこそ思う「もうお母さん、またわがまま言ってさ」的なこと。
「パンが食べたい」とのリクエストがあったそうで、先日ロールパンを2つ食べたのだそうだ。
病院から今後の方針について話したいと連絡があり、ちょうど翌日行く予定だったので、新しい先生と話したのだそうだ。
病院の流動食は不味いですから、とその先生が言ったということだ。
なにか、本人が好きなものを持って来たら、看護師に声をかけてくれれば、口に入れるサイズなど指南いただき、
誤嚥しないよう立ち会うとのことだったよ、と。
姑とこ は、味覚が鋭いし、これまで銘菓や海鮮は美味しいものを食べてきた経験があるし、
私のような普通の味覚だとしても、体調によって、食べたいものはその時々で違うものだと思う。
入院前後のことを考えると、ゼリーやアイスなど、フルーツを使ったスイーツはもともと好きだから、
持って行ったら喜んで食べそうな気はする。
最初は量を加減しなくてはいけないだろうけれど、元気を出してもらえそうだ。何か考えよう。
ほか、「何か書いたら、なんでもあったこととか、思ったこととか、さ」とペンとノートを渡していたそうだが、
ペンが無くなっていたらしい。
くしと手鏡は引き出しに入れてあるのだが、自分で自由に取り出せなくて、夫がくしと手鏡を手渡すと、しげしげと見入るようだ。
看護師さんに頼んでも、「ないですよ」と言われるらしい。
事実かどうかわからないけど、看護師さんがとても忙しいことはよくわかるし、生命維持や医療行為にかかわることでないと
やらない方針なのかもしれない。いずれにしても、まぁ、頼むことでもないかも。家族が訪問頻度を上げるしかないのでは。
文字を書くことはできても、話はなんとなくつながるように話せても、認知は下がっていると思われる。
認めたくないけれど、お風呂に一人で入るとか、トイレに一人で行くとかは、状況の確認ができないので無理なのでは。
今は尿管を入れて、おむつだから、「出てしまっても」本人は気にできない時もあろうし、気にしなくていい状態だから、
そのまま「過ごしている」。私たちが訪れている間に、意識がハッキリしていると、起き上がって、点滴の管のことも構わずに、
トイレに行こうとする時もあった。そんな様子は、私の中にもやもやしたものを呼び起こす。
ベッドから落ちないよう、拘束されていることに不意に納得させられてしまう。
効率、ということなら、それが「正解」なのだ。
昨年末まで一人で住んでいたアパートのことを、「もう帰れないのね」と言い、これは確かに妄想だけれど、
「ここ(病院)にいたらすごくお金がかかるのよ」という。
夫は少々疲れが出てきたようだ。
病院へ行った日は、血圧や脈拍の数値が良くない。
気をつけなくては。
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