とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

インターネットショッピングでの決済(Vプリカギフトカード)

2019-08-13 21:04:07 | 雑貨
なんでもネットで便利な世の中になったもんだ、と思うことも多いこの頃、
それだけにちょっとした不便に大げさに仰天してしまうのかもしれない。

…使えないのよ、なかなか。

人さまに差し上げなくって、ほんっとうに、よかったと思った。

なにがって、Vプリカギフトである。
VISAブランドでライフカードさんで発行している、簡易に発行できる、プリペイド型のクレジットカードである。

どなたかが、電子決済率が他国より劣っている、と煽情的な報告をしていると思われるが、日経にそういった類の記事が最近多く掲載されているのは承知。
金融庁さんも、とにかく電子決済を押し進めなくては!!みたいなプレッシャーがあるのかもしれないな、と思わされるこの頃。

セブンペイが辞めるってのも、耳目をひく話題で。

金券をデジタル化出来たら、便利かも、とは誰もが思うのではなかろうか。
クレジットカードは銀行口座に紐づいていて、審査を通過してやっと発行となるから、今すぐネットで使える、というわけではない。そこを不便と思われる方も居るだろう。(スマホでは携帯電話の支払いと紐づいているから決済可能だけれども。)

かつてパソコンでネットショッピングするには、クレジットカードは必須と言われていたものだ。そこを解消するのが、このVプリカだったのでは?
なのに、この、人にプレゼントすることも想定しているだろうVプリカ、実際の決済では制約が多い。

まず、名前も入れる決済情報入力画面タイプの場合、名前を「カタカナ」で入力せよとプロテクトがかかっている。英記号は使えない。なのにカードの名前はデフォルトでは「LIFECARD」となっている。実際に、Yahooショッピングでは、VISAは使用可能となっているのに、決済できなかった。品物を吟味して選んで~、送料等も確認して~、住所登録して~、あ、ここVISAカード使える!と確認して~、番号入力して、名前(?あ、どうやらこれね?)入れて~、内容確認、あ、赤い字で「クレジットカードの情報が間違っております」の表示。あ、使えない、とわかる。 むなしい。
私は焦った。一体、どこの決済画面が、名前の入力を求めないのかどうやって見分けるのか??

それから、額面以上の買い物では事実上使えないということ。
普通、カードは10万とか20万とかの使用限度額があるが、その限度額内でなら決済可能である。ポイントと合算して支払えるなどの機能がついてはいても、カードを複数枚使用する設定は、多分、存在しない。私はまたも焦った。じゃあ、ギフト金額を超えない範囲で購入できるものを選ばないといけないのか!
今回は5000円2枚のカードがある。けれど、1枚ずつ使用しなければならない今回の場合、5000円以下の決済としなければ使えない。
デジタルでのサービスの決済、例えば物流のないマンガや音楽のダウンロードではOKだが、だいたい送料がかかると贈答品を発送する以外では送料がかかり、リアルの店舗で買ったほうが安くなる。かといって、量を多くする、同じお店で他の何かを買い足して同梱してもらうためには、5000円では足りはしない。
そういったことの対策として、Vプリカのサイトにアカウントを開設して、合算の手続きや、期限前のVプリカで新しいVプリカを購入すれば期限が更新されるなどのサービスが受けられるようだ。
が、アカウントは作成していても、なんというPWを設定したか記録を取っていなかった。私は、確かに悪い。新規設定しようとしたら、その電話番号は登録できないとだけ表示された。当然、PWの再発行を試みたわけであるが。

悲しいことに、このアカウントのID/パスワードの発行がかなり厳しかった。まったく、復活できない感じだったのだ。
というのは、IDもPWも、秘密の質問もすべて正しく入れないと、「○○が間違っています」と表示され、再設定のメールを送信してくれない。
IDもPWも秘密の質問も全部分かってたら、再設定は依頼しないけどね?それ、敗者復活なしのデスマッチみたいだからね?
おそらくは、セブンペイの影響なのだろう。セブンペイは登録したメールアドレス以外にもすぐに再設定のメールを送ってくれる設定となっていたらしいから。それは乗っ取ってくれと言ってるようなものだからね。


Vプリカとの出会いは、クレジットカードのポイントと交換のプレゼントだった。
日ごろ、スーパーなどでの支払いはクレジットカードが多い。
そのポイントについては、私は金券に交換するのが常で、当時、交換率が高かったのでそれを選んだのだ。1万円(×1枚)を手にして、さて、ネットでの支払いに使おうとすると、なかなか、支払いとして使えなかった。
クレジットカードの4桁×4の16桁の番号はたやすく入力できるが、
その当時は、正しく入力できていても、このカードはご使用いただけませんと表示されるサイトも多かったと記憶している。結構、難儀した。名前を入力する段になって、はて?となったこともあったはずだ。
そのうち、使用期限が切れて、4~5割くらい消失したと記憶している。
4、5年前の話だ。

その後、1年ほど前になるが、時間の経過とともに消失の苦さを忘れ、また、今回は使い切るよ~と、結局は交換率の良さに負けてそれ「使いやすくなったVプリカ」を選択したのだった。
5000円の額面を2枚のプラスチックカード、表はリボンをあしらった柄、裏面はQRコードや認証番号、セキュリティコードなどが印字してあるVプリカギフトカード。
前回はメールで必要番号が送信されてきて、案内に従って認証番号など入力して使用開始したのだったが。Vプリカアプリなるもののご案内もあり、スマホでいろいろ確認できるよ!という話だった。
当初、金券のデジタル化なのだから、慶事にプレゼントとして渡してもよかろう、と思っていた。ご年配の方でもスマホを使いこなすご時世、パソコンも使えるなら使えるよね~と、ね。

が、なんとなく、躊躇するものがあり、結局お祝いとしては渡さずじまい。

今年に入って期限がだんだんに迫ってくるので、1月も終わるころ、重い腰をあげ、とりあえずアカウント登録、カードの登録をした。その後は繁忙となり、6月の繁忙期明けまで放置した。時間ができた今になって、さてと、と思ったが、しかしあろうことか、何を登録したのか、どう登録したのか、まったく記憶もなく、記録もしてない。登録されたとの報告メールのなかに、IDが記されているだけ。
まあね、もらった金券だからと、私もきちんとしないのがいけないのだ。

かろうじて、デジタルサービス(課金的なもの)の支払いに一部を使ってみたところ。

まだ9割がた残ってるから、これを9月末までに使い切ろう。
なんか方法あるだろ。

でも、声を大にして言っちゃうよ~、 …使いにくいからね!
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