こんばんは。
今晩、テレビで「”息子介護”の希望」というタイトルで、
被介護者の、嫁や娘が介護するのではなく、
息子が介護をするというドキュメント番組。
啓発、啓蒙したいというところでもあるのだろう。
さまざまなケースを紹介していくうちの一つ、レビー小体型認知症の母親を通いで介護する男性。
その母親の表情が、疑いに満ちた表情で、思わず、同じだ、と唸った。
姑とこの表情と似ている。
その男性、母親の自宅へ介護関係者や近隣の方を招いて、認知症カフェなる会を開催しているのだそうな。
リビングいっぱいに、いろいろな人が座り、息子さんが赤裸々に語る認知症の母親の様子に聞き入っている。
息子さんの行動力は素晴らしいではないか。
集まった人を前にした時の認知症の母親の表情が、穏やかで、認知症とは思えない、普通の人にしか見えない。
場面変わって母親に食事を出す時、「さん」づけで呼びかけ、
「お食事ですよー」とこれまた他人風。
「あえて他人として接する」との発言。
母親に優しく接することが出来るよう、
息子として「自分を生んで育ててくれた人があれもこれも、できなくなっていく」と、
哀しく、いらだたしく思わないようにという気持ちがよくわかる。
夫も同様な反応をしていたもの。
「ふざけているのか」「嘘なんじゃないか」って。
でも、本人は、真面目だし、こちら以上に深刻に思っているものなのよ。
ほかに、独身の息子が介護しようとして、食事の用意で苦労する、といったことや、
仕事とのバランスで悩まれるものだと紹介されていた。
まぁ、ここは女の人だって同じだけど。介護離職に至っては、先がなくなる。
番組は、ケースの紹介のあと、いろいろなサービスも紹介していく。
情報が氾濫しているようにみえて、その実、日ごろのことや精神的なことに流されて、
肝心な情報にはアクセスしにくいのかもしれない。
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