iDecoに加入しようとして、体系的に知識が仕入れられるものを、と、書籍を購入した。
それには、とにかく「今すぐ」加入しろ、と書いてあったのだが。
加入するにも最低、1か月と、結構時間がかかるではないか。
背表紙のイラストに、「老後資金!? なにそれおいしいの?」とある。まさに。
若いうちは働いて働いて日々の生活費を稼ぎ、切り詰めて貯蓄額を増やそうと努める。
息子も成人したし、私たちもそろそろ自分たちの「働かなくなったとき」のことを考える時が来た、
とばかり、現在の収入と貯蓄額、保険で賄える場合の金額、等々、再度検討してみた。
あと2年で住宅ローン控除が終わる。
保険の支払いはメインのものがあと8年。
8年。。微妙な年月だ。
定年まであど12年。
周囲の諸先輩方から聞く話は結構ドライで泣ける。
58歳で役職定年になるとどんどん給与の手取り額が減る、と。
60歳で定年した後、再雇用してもらえれば1年契約だが、
「60歳になった月の月末に、翌月から雇用されるかどうか通達される」というのだ。
…そんなにドキドキ刺激的なんだー。わぉ。
まぁ、ゆっくり考えろや、ということか。(たぶん退職金が支払われるし?)
その昔。5月・6月の繁忙期は、男性諸氏は家に帰ることも許されなかったと聞く。
社長直々に慰労で現場を来訪され、また、現金を配ることもあったそうな。
そらね、1か月に一回しか帰宅できないなんて、300時間越えの残業なんて、
ほんと、「ご苦労さま」「ありがとう」以外の言葉は要らないよね。
5年、10年勤続表彰はなくなった。
印刷業にしては、うちは給与水準はいいほうだけれども、
上場一部の会社にしては、低い。
私は先日相談したファイナンシャルプランナー Oさんに、
「辞めようかと検討したこともありましたけど、副業OKなのでひとまず焦って退職しなくてもいいかな、
と思って」思いとどまった理由を話した。
Oさんは、定年後の再雇用の条件を聞いて、「会社の意図がよくわかりますねぇ」と意味深な発言をした。
さぁ。自分のことは自分で考えよう。
買った本では「子供に頼ろうなんて論外!」とあり。
そうですよ。今は年収400万もらえれば御の字の時代。
GDPが明確に右肩上がりで、とにかくがむしゃらに働けば年功序列で5~600万円の年収はザラ、
という時代は終わったのだ。
ほんっと、自分のことは自分で。
認知症で施設に入るとなったら仕方ない、支払いや入居手続きは息子にしてもらうとしても。
お金がすぐ引き出せる状態にしておきたい。
に、しても、、少ないなぁ、自分の給料。とまた実感した日であった。
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