とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

速い年月

2018-06-08 23:42:46 | 日記

こんばんは。

この会社に入って、21年が経った。
海外旅行に行ったし、出産も経験した。
「繁忙期」が全ての会社だ。
通信制の大学に入学し、5年かかって卒業した。

会社で定時で上がることに謝罪しながら保育園へ走って迎えに行き、
園長先生にお迎えの遅いのを謝罪した毎日、
ママ友と子連れ飲みとか、夕食は子連れで大戸屋。
地域の活動へも出かけたし、コーチングのワークショップへも参加した。

今年大学2年になった息子は、レポート三昧、バイトの時間をやりくりしている。
明日は授業があるが、私は1週間を終えて呆けっと紹興酒を飲んでた。

夫が眺めるリビングのテレビには、今日のニュースが次々と映し出される。
トランプ大統領が大写しになったり、2012年以来の6月の台風の話題の後、
私は「2012年なんて、何やってたかしらねぇ」というと、息子が
ぼそっと「なんかあのころからすごく時間の流れが速い」と言った。

6年前にこのうちに引っ越してきた。
私は引っ越し前後に、それまで住んでいたマンションを売り出し、
新しいマンションの説明会に参加し、卒業生のためのPTAの活動に
かなりの時間を割いていた。

息子は「いろんなことがあった、ありすぎた」と言った。

私も忙しかったが、彼は小学校を卒業すると同時に隣の区に引っ越して
サッカーでも別の区のクラブチームに入ったし、
中学校1年生、周りは先生も生徒もすべて知らない人ばかり。
学校から行ったん帰宅して電車に乗ってサッカーのクラブチームの活動へ。
日替わりで時間どころか集合場所も変わる。
最初の1年くらいだろうけれども、それらが、全てアウェーだったわけだ。

苦労は買ってでもしろ。多感な年頃だし、当然といえば当然。
とはいえ息子ながら、その言葉には、重みがあるな、と、頷いた私であった。

丈夫に育ったことが何より、と言っていた姑とこの言葉が、まさに、そうだなあと思わせる。


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