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「那須高原の名勝地(殺生石)と(鹿の湯)」
近づいてはいけない!九尾の狐伝説が残る栃木・那須の「殺生石」。
「九尾の狐」という妖怪が、美しい女性に化けて権力者をたぶらかし悪行を重ね、最後に
は退治された狐です。その狐は大きな石となり、その怨念で近づく者を殺し続けました。
そんな伝説を残す石が、今もなお、近づくことができない石「殺生石」と呼ばれ、祀られ
ています。殺生石付近は硫化水素ガスや亜硫酸ガスが発生して立ち入り禁止です。
那須温泉が発見されたのは630年の飛鳥時代、この殺生石が源泉で、殺生石の看板から
道路を隔てて10メートル位の所に源泉採取所があります。創建は第34代舒明天皇の時
代、狩野三郎行広が弓で射た大白鹿を追っていたところ、温泉に浸かり傷を癒す鹿を発見
したのが、那須温泉の始まりと云われています。それ以来、殺生石の直ぐ下にある温泉を
「鹿の湯」と呼ぶようになりました。泉質は白濁の硫黄泉、源泉温度は76度で41°から
48°迄の湯ぶねに仕切られ、建物は明治時代、玄関は大正時代に建てられた、そのままの
姿を受け継いでいます,ひなびた木造建築が時の流れを拒んだかのような佇まいではるか
昔の日本の原風景にタイムトリップしたかのような感覚になります。





























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