【僕が山羊さんです】
こんばんは。 薪焼きピッツアでお馴染みの相模原市津久井町のドリームファームの山羊さんです。
長野の小布施に息子が4年間出向していたにも拘わらず松代の大本営地下壕の事はまったく気にも留めずいつも素通りをしていた。
たまたま観光協会の研修旅行で訪れてその凄さとバカバカしさと戦争の持つ非情・無常さを痛感した。 これは昨年訪れた無言館と同じだ。
気象庁の精密地震計の設置場所・ニュートリノ研究さらに古くは松代群発地震などで松代の地名や巨大地下壕は知っていたが見たことはなかった。
地元のボランティア(酒店の店員さん)の方の案内で全員ヘルメット着用で象山口より壕内に入ると当初は狭く低いトンネルも数10m進むと高さ4m幅6m以上の空間が広がる。
話によると総延長10kmのトンネルと言うか天皇を含め日本の中枢機関を収容する施設だったそうで敗戦時には75%程度が出来上がっていたそうである。
津久井にある相模湖のダムもそうだが、当時このような巨大工事の場合その作業員は日本人は当然として徴用あるいは高額報酬を餌にした募集等で集められた朝鮮人・中国人が関わっていた。
松代もそのような朝鮮人が多数投入されたそうだ。
工事はエアーの削岩機で穴を開けそこにダイナマイトを挿入して爆破、さらに手掘りとと言った人海戦術だったそうだ。
換気システムなど二の次だったろうし、24時間体制の工事は悲惨を極めたものだったそうだ。
ところがこの施設は戦後殆んど世に知られる事はなかったが、松代の高校生が沖縄の地下壕を研究したことで地元にある巨大地下壕を見直すきっかけとなり、公開する運動に繋がったもので1990年にやっと一般に公開さるることとなった。 素晴らしい若者のパワー!!!
その規模の巨大さに目を奪われがちだが、その目的がいかに無意味なものであったか、戦争と言うものが次第に自己増殖していきコントロール不可能になるまさに見本である。
これこそアウシュビッツと並び世界遺産にすべきものだと思う。 これを世界遺産に推す動きがあれば日本も捨てたものではないのにな! 松代市民の皆さんどうですか?
それにしても国民そっちのけでこんなもん作る軍部のえて勝手さ、日本を守ってやっていると言う奢りには虚しさと、とてつもない憤りを感じる!
国を守るって難しい問いだよな? 反戦って声高にわめいても相手が攻めてきたらどうにもならないし、今の国連でさえあの程度だし。 アメリカ・中国・北朝鮮・アジア・中東・・・ 妙手はないものかな? 見学以来悩んでいます。 CIAO
このブログは、活き活き都田舎(とかいなか)神奈川県相模原市津久井町の生活の中でおこる悲喜こもごもの出来事をちょっぴり斜に構えでも傍観できず、ついつい本気になって考えて突っ走る髭親爺の雑感コラムです。
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