飽食と餓死

　
【僕が山羊さんです】

薪焼きピッツアでお馴染みの相模原市津久井町のドリームファームの山羊さんです。
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先日、横浜の崎陽軒さんが表示のミスで商品回収をして品質的にはまったくなんでもない商品を廃棄処分にしたそうですが、これって企業として良い事でしょうか？
　訂正したラベルを店舗段階で張り替えてはいけないのでしょうか？　（衛生法？）

　その報道の数日後ＷＦＰ（国連世界食糧計画）の特集があり、今この時点で５分に一人子供が亡くなっている（その主原因として栄養失調・飢え）との話しがありました。

　コンビニ・スーパー・デパ地下・そして我々大小零細を問わず飲食・サービス企業が廃棄している食糧はどのくらいあるのでしょうか？　　さらに家庭では？

　「赤福」にしてもそうですが、昔と違い素晴らしい冷凍保存・解凍技術が開発され何時でも美味しい物が食べられるようになっています。
　多店舗へ同時にというニーズにも物流技術でクリアー出来、現代の日本では食べられないものはないでしょう。
　生菓子の「あかふく」が東京で食べられること自体、本来おかしなことです。（関東に工場が無いとして）技術革新の賜物で手に入れられるわけです。
「あかふく」も冷凍製品です、と断って正々堂々販売すればなんら問題はないはずです。　　無理をして大量に作ってしまうから、「もったいな」となり、あとから冷凍となるわけで、最初から遠方は冷凍で配達しますと言えば問題が起こらないのでは？

　企業姿勢を再確認して襟を正すのは当然ですが、消費者も現状を見直し、考え直し、生活も改善する必要はあるはずです。
　以前にも書いたことがありますが、大多数の方はスーパーなどで食品を購入するとき「日付」の「新しい」物を先に手に取るはずです。　　でもこれを古いもの順に買っていけば、「廃棄ロス」はなくなります。
　と言う事は、コスト削減に繋がります。　企業は損は絶対に出来ません。　廃棄品のコストは製品に上乗せさせてあります。　製品原価・廃棄処理費・物流コスト・人件費・・・・等々これが全部含まれたものが「販売価格」です。

　世界から食料品を買っています。　しかも国民が食べる物の６０％以上もです。
それの◎％を廃棄してるのです。　　こんな贅沢はありません。
　その結果、少なからず世界の子供を見殺しにしている事に繋がっています。

正義感で論ずるほど簡単なことではありませんが、日本人が真剣に考えなくてはいけない問題だとおもっています。

　当然童人夢農場も厳しく律しなければなりません。　　もっともっと考えます。
どうぞみなさんも考えてみてください。　　　ＣＩＡＯ

　

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薪焼きピッツア　童人夢農場の山羊さんブログ

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