こんにちは 薪焼きピッツアの童人夢農場の山羊さんです。
20年近く前、イタリアにヒッコリーファームの社長(高校の同級生)と夫婦四人で視察研修に出かけました。 いやあ、愉しかったですね!
僕達夫婦にとって始めての海外旅行でしたが、フランスから入りスイスそしてイタリアへと下って行きました。
不思議とフランスの印象は薄くフランスパンがめちゃくちゃ上手かった事ぐらいしか無く、スイスは緑と水の国と言う感じで、列車でチューリッヒを出発しアルプスの山並み、大小の滝、湖等々いかにもスイスを満喫しつつ、長大トンネルを過ぎてイタリア語圏に来ると風景が一変し、赤茶色の色彩が目に飛び込んで来ました。
国境の町キアッソを過るともうメンデルスゾーンが奏でるイタリア。
コモ湖を横に見て赤茶色がますます多くなり、なぜか埃っぽい気がして来ます。
アドリア海の小さな港町チェゼナティコのピッツェリアで食べた、初めてのイタリアの「ピッツア」!!! あのときの感激は今も忘れませんね!
今の童人夢農場の原点です。
その秘密を解明しようと必死でピッツアイオーロ(ピザ職人)の一挙手一投足を見逃すまいとカウンターに陣取り見ていました。
第一 薪焼きの石窯を使用する。 その焼成温度と時間
二 配合(粉・水・塩・オイル)
三 醗酵と伸ばし方
あまりにも当たり前の事ですが、日本にオーブンが無い。
ヒッコリーファームが日本に最初にこのオーブンを輸入し、この旅行での経験から一年掛けて試作を繰り返し、僕が生地の配合を研究しどうにか商品として作り上げました。
その当時はまだ麺棒で伸ばしていましたが、手伸ばしを習得し、さらにフライングと言う新しい方法を日本にいち早く導入して現在のピッツアと進んで来ました。
イタリアでは薪に(オリーブの木が最高)落葉の広葉樹を使えと教えられましたが童人夢農場では楢・椚・桜等をメインに使っています。
津久井周辺では杉の間伐材が余っているので、利用したいのですが香りと燃やすとハゼるので残念ながら使えません。
山を健全に維持していくためにはそれなりの手入れが必要で、適当な時期の林の伐採が不可欠ですが、山林の維持管理者の不足でなかなか出来ない状況がずうっと続いています。
鹿・猿等の異常な増え方もこの問題に関連していますし、日本の農政の舵取りが戦後から変われない状況で根は深いですね。
たかがピッツア、されどピッツア、だからピッツア。
ピッツア命の親爺ががんばっています。
そんな薪を作っていましたが、今年初めてご対面の青ちゃんが日向ぼっこしていました。 CIAO
20年近く前、イタリアにヒッコリーファームの社長(高校の同級生)と夫婦四人で視察研修に出かけました。 いやあ、愉しかったですね!
僕達夫婦にとって始めての海外旅行でしたが、フランスから入りスイスそしてイタリアへと下って行きました。
不思議とフランスの印象は薄くフランスパンがめちゃくちゃ上手かった事ぐらいしか無く、スイスは緑と水の国と言う感じで、列車でチューリッヒを出発しアルプスの山並み、大小の滝、湖等々いかにもスイスを満喫しつつ、長大トンネルを過ぎてイタリア語圏に来ると風景が一変し、赤茶色の色彩が目に飛び込んで来ました。
国境の町キアッソを過るともうメンデルスゾーンが奏でるイタリア。
コモ湖を横に見て赤茶色がますます多くなり、なぜか埃っぽい気がして来ます。
アドリア海の小さな港町チェゼナティコのピッツェリアで食べた、初めてのイタリアの「ピッツア」!!! あのときの感激は今も忘れませんね!
今の童人夢農場の原点です。
その秘密を解明しようと必死でピッツアイオーロ(ピザ職人)の一挙手一投足を見逃すまいとカウンターに陣取り見ていました。
第一 薪焼きの石窯を使用する。 その焼成温度と時間
二 配合(粉・水・塩・オイル)
三 醗酵と伸ばし方
あまりにも当たり前の事ですが、日本にオーブンが無い。
ヒッコリーファームが日本に最初にこのオーブンを輸入し、この旅行での経験から一年掛けて試作を繰り返し、僕が生地の配合を研究しどうにか商品として作り上げました。
その当時はまだ麺棒で伸ばしていましたが、手伸ばしを習得し、さらにフライングと言う新しい方法を日本にいち早く導入して現在のピッツアと進んで来ました。
イタリアでは薪に(オリーブの木が最高)落葉の広葉樹を使えと教えられましたが童人夢農場では楢・椚・桜等をメインに使っています。
津久井周辺では杉の間伐材が余っているので、利用したいのですが香りと燃やすとハゼるので残念ながら使えません。
山を健全に維持していくためにはそれなりの手入れが必要で、適当な時期の林の伐採が不可欠ですが、山林の維持管理者の不足でなかなか出来ない状況がずうっと続いています。
鹿・猿等の異常な増え方もこの問題に関連していますし、日本の農政の舵取りが戦後から変われない状況で根は深いですね。
たかがピッツア、されどピッツア、だからピッツア。
ピッツア命の親爺ががんばっています。
そんな薪を作っていましたが、今年初めてご対面の青ちゃんが日向ぼっこしていました。 CIAO