ノーベル賞委員会は8日、中国共産党の一党独裁体制の廃止などを求めた「08憲章」の起草者で、中国で服役中の民主活動家、劉暁波氏に2010年のノーベル平和賞を授与すると発表しました。
時事通信によると、これに対して中国外務省の馬朝旭報道局長は8日、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与決定について「賞の趣旨に完全に反し、平和賞を冒涜(ぼうとく)するものだ」と強く反発する談話を発表した。談話は、「(授与を決定した)ノルウェーとの関係に損害を及ぼすだろう」と述べ、同国への対抗措置を示唆したそうです。
また、同じく時事通信によれば、劉暁波氏に対するノーベル平和賞授与決定について報じていたNHKなどの海外テレビ放送のニュース番組中、突然画面が真っ黒になり、視聴できなくなった。放送は他のニュースに変わると復旧。中国当局が劉氏に関する情報を国民に知らせないため、視聴を制限したとみられる。ということです。
中国漁船・尖閣領海内接触と報復とも取れるフジタ社員拘束事件では、中国に対していいようにない苛立ちを感じ、日本として外交交渉をいかにすべきかを真剣に考えていた矢先、今回のノーベル賞委員会の筋の通った決定に拍手でした。
今後の中国の対応と他国の反応に注目していきたいと思います。
時事通信によると、これに対して中国外務省の馬朝旭報道局長は8日、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与決定について「賞の趣旨に完全に反し、平和賞を冒涜(ぼうとく)するものだ」と強く反発する談話を発表した。談話は、「(授与を決定した)ノルウェーとの関係に損害を及ぼすだろう」と述べ、同国への対抗措置を示唆したそうです。
また、同じく時事通信によれば、劉暁波氏に対するノーベル平和賞授与決定について報じていたNHKなどの海外テレビ放送のニュース番組中、突然画面が真っ黒になり、視聴できなくなった。放送は他のニュースに変わると復旧。中国当局が劉氏に関する情報を国民に知らせないため、視聴を制限したとみられる。ということです。
中国漁船・尖閣領海内接触と報復とも取れるフジタ社員拘束事件では、中国に対していいようにない苛立ちを感じ、日本として外交交渉をいかにすべきかを真剣に考えていた矢先、今回のノーベル賞委員会の筋の通った決定に拍手でした。
今後の中国の対応と他国の反応に注目していきたいと思います。
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