小杉健治の「風烈廻り与力・青柳剣一郎」シリーズも第6巻『夜烏殺し』まできた。「ねらうは1千両以上、押し込み先は皆殺し」そんな大盗賊夜烏の十兵衛が江戸に舞い戻ってきた。5年前、風烈廻り与力青柳剣一郎によって、組織を壊滅させられた復讐のため、あえて犯行を予告する。見せしめとして殺される盗賊仲間、若手与力の不可解な行動など。その背景に、剣一郎の若い頃の友人が夜烏一味の「軍師」役をつとめている気配がある。剣一郎が今度も探索の援助を命じられ事件の解明に奔走する。なかなか面白い。一気に読んでしまった。
9月20日。おはようがんす。自公与党の戦争法案強行成立を受け、共産党は19日中央委員会総会を開き「戦争法廃止のための国民連合政府」をつくろうという訴えを出した。いや~たまげた!これだけ盛り上がったたたかいと野党の共同を発展させる道はこれだ!と思った。先日の盛岡の集会に行ったあたりからそんな気がしていたが、強行採決の翌日には中央委員会総会まで開いて、こういう方向を出すとは。さすがに共産党だ。
今朝のメインは何と言ってもクリご飯。大野の山中には野性のクリが実っていて、今八戸方面からクリ拾いなどの車がたくさん来ている。わが家の元畑にも義父が飢えた栗の木が実をつけ、風が吹くたびに実を落とす。ま~、秋の風情である。妻が少し集めてきたクリをむいてご飯に炊きこんだ。季節の味を十分に堪能した。
今日は昼過ぎに出発して津軽半島に向かう。外ヶ浜町で一泊して蓬田村の袴腰岳という山に登るつもりだ。