山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

本番直前である【2】

2012-03-25 03:03:22 | 阿部定2012
■3月24日(土)

照明◎卓さん、映写◎馬場君との打ち合わせ終了。未だ完全ではないが、照明の方のアドリブは現地に入ってからが勝負どころ。いつものことだ。
今回の音響は海幸大介。彼は毎回の稽古に参加してくれているのでスタッフリーダー舞台監督の立場になっている。来週火曜日からの資材運搬、テント設営にも中心的な立場になっている。

学ラン白塗り少年役のお婆ちゃんが亡くなり二日間の稽古欠席となった。直前は痛いが仕方ない。悲しい時でも舞台はある。「世界の果て」を叫ぶことがお婆ちゃんの供養になるだろうか。虚構の劇であっても瞬間的に現実と重なり合うことはある。虚構の涙もホンモノになるのだ。

猫目おろち「夢一夜」の稽古にも一回くらいは立ち会いたかった。
音楽やダンス、展示などもある総合プロデュースの初仕事の若い集団だ。若干のトラブルは予想しているが、今回の経験は次に繋ぐ大きな財産になるだろう。