山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

遊戯療法◎ご案内

2013-09-12 00:38:32 | 遊戯療法~レミングより
寺山修司没後30年 第2弾
劇団夢桟敷 第63回公演
「遊戯療法」~レミングより~

【時】
11月28日(木)■19:30-
11月29日(金)■19:30-
11月30日(土)■14:00-(注)オープニングストリート劇あり
        ※15:40-17:30 演劇ティータイム
        ■18:00-
12月1日(日)■14:00--(注)オープニングストリート劇あり
【場】
河原町 ギャラリーADO
熊本市中央区河原町問屋街2
(市電 河原町下車)電話096-352-1930
【木戸銭】
前売2000円/当日2500円
学生1500円
完全予約制につき当日券でのご入場は満席の場合お断りすることもありますのでご注意ください。
【問】
予約メール yumesajiki@ybb.ne.jp
電話 090-4581-5190(制作:期日時間指定チケットあり) 



寺山修司 没後30周年を記念し、去る4月の「レミング~世界の涯2013」に続き、第2弾公演として再び密室劇をお送りします。
寺山修司作「レミング」を再構成し、その中の「遊戯療法」を浮かび上がらせていく実験劇です。
スタッフ(音響・照明)も出演者であり、客席と舞台の仕切りは曖昧。つまり、表裏、現実と夢が曖昧模糊となって行くのです。
「遊戯療法」とは寺山修司が多くのハテナを投げかけた迷宮化する病室の風景でもあります。

【登場人物 ◎ 出演者】

眠り男 出口君 ◎ 工藤慎平(舞台監督)
壁女・眠り男の母 ◎ 夢 現(制作)
影山影子 記憶喪失の女優 ◎ 肥後丸.(宣伝美術)
影子の影 歌姫◎坂本咲希(音響プラン)
薔薇色の血 花嫁人形 ◎ 山本真実(ダンサー)
催眠術師カリガリ ◎ 山南純平(脚本構成演出/音響)
看護婦1 ◎ 赤井犬彦(照明係1)
看護婦2 ◎ 東田まなみ(照明係2)
密室の天文学者 ◎ 玉垣哲朗(客演/劇団みちくさ)
屋根裏の散歩者 ◎ 太郎ピーチマンション(新人)
電子ドラムの男 ◎ タカハシユウジ
ダンス振付師 ☆ 中村大輔

【稽古日記より】
The stage looks like a Makai dance.
■7月のある日
「レミング」(寺山修司)の冒頭手稿部分「都市とは」を読み合わせる。マッチ箱の都市の中では人間たちは怪物のように巨大化する。
■8月のある日
4月公演の「レミング」(熊本市現代美術館アートロフト)は出演者20名を超えたが、今回の公演ではその半分の出演者になった。会場は河原町ギャラリーADOで狭い。早く来ないと客席が破裂する。先着40名様までは安全な席として保証する。それを超えると危険極まりない。つまり、観客のつもりが出演者となって舞台にひきずり込まれる羽目になるだろう。この特徴を活かして<密室の劇>になる。ラッシュアワーだ。肌と肌が触れ合う。
■9月のある日
切り口が変わると「レミング」からまた別の物語が浮かぶ。
①母殺し あるいは手術室
②少女殺し あるいはICU(集中治療室)
10月の市街劇を意識して同時進行の稽古になった。
■10月19日(土)
市街劇「ポータルゲート 1メートル国家」熊本市上通りパビリオンは「遊戯療法」への中継ぎとしておこなう。  

(問)
劇団夢桟敷
熊本市北区清水亀井町15-26 上村マンション102
http://www.geocities.jp/yumesajiki/