山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

時間よ

2009-04-13 23:42:58 | モノローグ【エトセトラ】
 ■4月10日(金)終末病院

 昨日は座長、咲希と私の三人で母の転院先の病院へ見舞いに行った。
 下関にある終末期の人たちが入院する病院である。治療が目的ではなく、安らかに永久の眠りにつくための社会福祉施設のような病院である。
 
 個室は満員で、母92才は5人部屋に入れられていた。
 右半身は麻痺しており、人の話には反応するが自分では何も喋れない。笑ったり泣いたり、怒ったりすることもない。
 だが、座長の呼びかけには目の動きや呼吸の大きさで読み取れる。
 実の親子である私は何も呼びかけることができない。
 こんなもんだ。
 何を言ってよいものか戸惑うばかりだった。
 一時間足らずの面会だった。
 
 外は桜の花吹雪。若葉が青々と繁っている。

 ■4月11日(土)ETC

 必要に迫られてETCカードの機械を購入しようと、早朝5時に店に並びに行った。整理券発行が朝8時の予定だったが、行ってみると毛布にくるまって昨日から並んでいる列がある。
 間に合わなかった。
 結局、時間はかかるが他の店で予約することに!・・・政府が打ち出した高速料金割引に振り回されるこの頃。みんな考えることは同じである。
 その内、機械の生産はニーズに追いつくであろう。慌てることもないか。

 ■4月13日(月)

 ひとつ発見した。
 私には台本を書く才能がない。
 だから書いているのである。・・・はい。

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