エピソード19 タカハシユウジ

電子ドラム男として登場したのはいつ頃だったろうか？そうだ、あの時からだ！
2013年12月の劇団夢桟敷「遊戯療法」からだった。タカハシユウジ！
出会ったのは？ずっと前からで記憶が曖昧になっている。公演がある度にスタッフとして手伝ってくれていた。打ち上げや飲み会でもよく顔を出してくれていたから、いつの頃からか他人ではなくなっていた。
本来はロックギタリストである。それが舞台では電子ドラム男として定着したのは、立ち姿が役者向のように思えて、裏方である筈の音楽担当を表に出したくて仕様がない衝動があった。
告白すると、アングラの演劇では彼を必要とされているのです。九州「劇」派では工藤慎平と共同して音作りをしている。

■■九州「劇」派■■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha
⑴
東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円
⑵
熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

百人稽古 肥後時間

熊本地震から5ヶ月近く経ちました。震源地である益城町や南阿蘇、その周辺では爪痕が色濃く残っています。徐々に町は復興しており、又、全国各地からのご支援は道路や建物、修復やお見舞金として充てられています。それにしても復興は都市部と人口の少ない地域差は見受けられます。メンタルな面に於いては民間の力も問われます。
私の所属している熊本演劇人協議会にも県外の劇団さんから「元気を出して！」と寄付が届けられ、その使い道を「元気を出そう！」と企画されたものがあります。それが9月19日に実施される「100人稽古！！」です。笑顔の復興か！
悪い意味ではなく、大体、演劇をやっている人は津々浦々、バカです。その力を「演劇で遊ぼう！」と呼びかけ、集まることになりました。一般を含めた集会だ。
全体稽古やパートのプログラムもあり、熊本の劇団によって「遊び」が繰り広げられます。夜は懇親会、打ち上げもやります。私的には夜が楽しみ！主客転倒あり？
遠方の方々にも呼びかけています。復興はボランティアばかりではなく、「遊びに行く！」も力に代わりますよ。
友だち百人できるかな？皆さん、熊本県立劇場に遊びに来てね。
https://www.facebook.com/events/294054164294326/?ti=icl

エピソード18 夢現(さかもとまり)

劇団夢桟敷37年の歴史そのものの女優。大袈裟ではなく、修羅場を百回くぐり抜けてきた。解散や公演困難の危機・借金・身内や劇団員の病気や死、事故・災害など。地獄めぐりの女？そんな悲壮感は微塵も感じさせない穏やかさがある。日常では感情をむき出しにすることはない。舞台では理屈よりも感情がむき出しになる。滅私する。
人間か？ガラスが突き刺さっても生き延びてきた妖怪である。本気で怒らせると怖いど。問題発言である。知らぬが仏である。
座長！と呼ばれている。実質、昨年の6月をもって、劇団夢桟敷の主宰を私から交代した。手のひらは広い。誰も気づかないだろうが、世界の演劇は彼女の手のひらで動くのである。

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東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円
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熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

エピソード 17 工藤慎平

古きは縄文の世より「最近の若い衆はなっとらん！」と長老より戒められていたらしい。その長老も若い頃、長老から戒められたのだろう。長い時間をかけて若者に対する戒めは連鎖してきた。
島国日本は村社会である。村の秩序を守るための文化が歴史的にある。それは国家として村が大きくなった頃より「天皇」の権力や権威によって歴史観が村びとたちによって共有されてきたからか。権力や権威に対して逆らいたくなるのが若者たる所以の筈。叩かれ、村から排除され、それでも起き上がり、風のように旅をする。
「少女都市からの呼び声」には「最近の若い衆はなっとらん！」精神が色濃く流れている。時を超え、胸を張り、堂々と転がる。保守的なぶよぶよの肉体から転げ落ちた男が登場する。痛々しい美しさがある。それが田口である。
田口を演ずるは工藤慎平。札幌市出身。永遠の発展途上。九州「劇」派ではド真ん中を背負う宿命がある。

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東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円
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熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

モワッ

彼女はやって来た。想像していた通りだ。
沖縄で発生した台風12号は性よ、性。九州南から西の海を通過、鹿児島→熊本・長崎をかすめている。直撃ではなく、かすめているところが色っぽい。想像すると膨張する。夢精鉄道を走れるか。子供の頃、逆上がりをした時に感じたモワッとする感覚。
直接的ではなく、焦らされる方が想像力を駆り立ててくれる。
テレビのニュースでは熊本は地盤が緩んでおり、雨による土砂崩れの注意を促している。安全なところはないよ！と神経は細かくなった。不安の中からやって来るモワッ。
過日の岩手ー北海道のニュースは悲惨だった。水は人の命を奪う。水のおかげで命を育んでいるが、氾濫すれば脅威にもなる。
今日は外出を避け、引きこもり立てこもり、部屋の模様替えをしている。新居はまだまだどうにでも変化する。劇の稽古と一緒だね。
風が強くなる夜は劇の演出プランに専念しよう。写真は抽象的だが、明日の稽古のためのメモのつもりである。
モワッ、モワッ！抽象は力になる。老いて尚さかん、であろう。

絶賛発売中

只今、九州「劇」派「少女都市からの呼び声」Space早稲田演劇フェスティバル2016の予約を受け付けています。尚、12月熊本公演も同時に予約受付中です。
下記、予約フォームよりお入り下さい。
メール yumesajiki@ybb.ne.jp 又は 電話09045815190 でも受け付けています。

尚、東京公演では舞台奥のマボロシの行軍の場で日本兵たちが大量に必要です。今の時点では独断ですが、現地にて大募集をかけようかな？「そんな話は聞いていない。」と出演者は混乱するだろうが、公演前日の稽古で一気に仕掛けるとどうなるだろうか。却下？まずは稽古場で提案してみよう。飛び入り参加あり！バッカじゃなかろうか？そう思われることも楽しみというもの。予定は未定であって決定ではない。

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⑴
東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円
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熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

エピソード 16 肥後丸.

仙人は霞を喰って生きる。「少女都市」の雪子は、バリバリと音を立てて空を喰う。その雪子が肥後丸.である。福岡県久留米市在住。赤い車で熊本に通って来ている。赤ワインが似合う。アルカリ性の女。アングラ劇史上、21世紀のマイナスイオンと呼ぼう。
2009年だったか？夢桟敷でのデビューは「薔薇色の病室」だった。育ちの良い娘さん！と思いつつ、「この劇ではタマゴ頭の女が登場するんだよ。それを演れるのはあなただ。」と指をさすと、なんと！ツルンツルンに髪をそり落としてタマゴ頭で舞台に立った。
髪は女の命よ。その命を落とすことには覚悟がいる。死んでも起き上がる。切り裂かれても、血だらけになっても、にっこり笑って歌い、オドル。身をもってできる女優は数少ない。そして「これが劇だ！」と呼べる。
バリバリと空を喰う少女、雪子。バリバリの音はガラスが割れる音か？違うよ。熱い熱い火の中で肉とガラスが溶け合い、新しい命が生まれる音だ。
ワイン片手に空をつまみに飲みたいものだ。

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東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円
⑵
熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

なめんなよ！ニャン。

昨日から余震が続いている。目立つような被害はない。なぬなぬ？台風12号が沖縄に発生？ぬぬ、九州直撃か？黙って待つわけにはいかない。怒るけんね。
自然の脅威め。失語症のおしゃべりめ。きさま、九州「劇」派をナメンナヨ。なめ猫じゃぁあるまいし。怒るけんね。
今日の稽古。読み間違いは承知の上で、連隊長の役を男Aにやらかしてみた。どう読み込んでも男Aではないのだが、男Aがやらかすことによって、男Aと男Tがラストに向かって二重写しになるではないか。読み間違いではあるが、結果、台本通りにしよう。確信犯である。
最近、糞爺やエロ爺をエナジーだと思うようになった。エコは老体をますます老化させてしまう。従って、「少女都市からの呼び声」は健康のためだ。エコではなくエロである。
ところで、9月上旬に上京して宣伝の予定が、9月19日「百人稽古(熊本演劇人協議会)」以降になった。それまでスケジュールが熊本でぎっしり詰まってしまった。しまったこまった、こまどりしまい。

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10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円
⑵
熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
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前売2000円//当日2500円