劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇と諸々

イメージは進化する(4)

2018-12-16 20:41:50 | 40周年2019 制作日記
夢桟敷40年(1979-2019年)の足跡を整理している。
ふんふん、塵も積もれば山となる。整理整頓には時間がかかる。

「戦争だったら、人を殺すと勲章がもらえる。」
大阪三菱銀行、いわゆる「梅川事件」を劇としてデビューした。
恐ろしい台詞である。
座長は22才、私は26才の生活は「赤ちょうちん」だった。

2000-2006年にかけて「1945漂流記」と題して沖縄地上戦の劇に取り組んだ。夢桟敷第3期。
犯罪と戦争、負の遺産だ。
中高生だった少年少女が主力メンバーだった。
劇団は親子のような世代となっていた。
戦地沖縄で公演するまでに各地での試演会を繰り返した。

メディアからは社会派の劇団と思われたようだが、科学から空想へ、空想から科学へ…事実から出発しながら空想を羽ばたくような力が演劇にあると確信した時期でもある。
学校での演劇ワークショップにも呼ばれた時期でもあった。

今の沖縄を知ると、政府に対して反感が爆発する。
県知事や県民の意志を支持する。
来年は行けるか?…沖縄から学ぶことは大きい。