「現代農業」というマニアックな雑誌があります。農文協(農山漁村文化協会)という、これまたマニアックな出版社が発行している月刊誌なんですが、ボクのようなちょこっと家庭菜園をやってるような素人農業レベルの者にとっても、時々面白い記事が特集されているんですよ。ボクは時々書店で立ち読みをして、興味があるとたまに買ったりしている雑誌です。
その「現代農業」からおもしろい別冊が出ているというのを知人から聞き、買ったのがこれです。
「農家が教える竹やぶ減らし ~かしこく切って、じゃんじゃん活用~」。発売されたのは、2021年の10月です。
いやぁ~すばらしい!まさに、ボクらのためにあるような雑誌でした。っていうか、こういう雑誌が出版されるってことは、やっぱりニーズがあるんですね。「竹問題」というのは全国レベルでの関心事だということなんでしょう。SDGsだしね。
ちょっと本の中身を見出しだけ紹介しましょう。
切って 食べて 減らす
・放置竹林をメンマ畑に
・「竹の1m切り」で減らす
・かしこく切って減らす
竹炭にして減らす
・じゃんじゃんやいて農業利用
・竹炭の効果
・暮らしにもじゃんじゃん使う
竹パウダーにして減らす
・作物をおいしくする
・病害虫を減らす
・草を抑える
・緑化に生かす
・竹粉砕機 つくる・買う(※)
燃料にして減らす
・竹で燃料自給
・ロケットストーブの薪に
稼げるタケノコ山に
・白子タケノコで稼ぐ
・北国の竹林整備
・天国のような竹林の育て方
まさにボクらにとって、バイブルにもなり得る特集記事の数々でした。ボクもこの雑誌の記事を参考にしながら、この春からいくつかのことを試していきたいと思っています。また、このブログでも進捗状況を紹介できればと思っています。
さて、この本の内容の中でやっぱり気になるのが、(※)印を付けた「竹粉砕機 つくる・買う」の内容です。友人のゲゲル(彼についてはここやここを見てくださいね)が作っている竹粉砕機(詳しくはここやここを見てくださいね)と比較するとどうなのか?ゲゲルに言わせると「パワーが違うぜ」「価格も違うぜ」ってことで自信満々みたいなんですが、そこらあたりの細かい報告も、いずれこのブログで明らかになっていくことでしょう。
あぁ…早く雪が溶けて、竹林の始末を含む外仕事に汗を流す日々にならないかな…と思っております。