タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

フラクタルな野菜

2024年12月08日 | 徒然なるままに

数学の用語の中に「フラクタル」という言葉があります。一般にはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、幾何学(図形領域)の中に出てくる用語で、「自己相似」という意味です。ちょっと専門的な説明をすると、こんな感じ。


フラクタル(fractal)とは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ(Benoît B. Mandelbrot)が提唱した幾何学の概念で、次のような意味があります。
    • 任意の部分を抜き出しても全体と似た形になる「自己相似性」を示す図形 
    • どのように分解してもその部分が元の全体と同じ形を備えていて、微分が不可能な図形

「微分」とか出てくると、さっぱりわかりませんね。でも、具体的な図形の形でいうとこんなイメージです。

この図形の一部を部分的に見ても、全体の形と相似形(大きさ異なるが形は同じ)になっていますよね。これ、「コッホ曲線」といいます。また、フラクタルな図形の描き方として、こんな方法が知られています。

正三角形の1辺を三等分する点を取り、中央の線分を1辺とする正三角形を描きます。さらにその正三角形の1辺を三等分する点を取り、同様のことを繰り返していきます。ミクロの世界まで永遠に繰り返すことが可能です。

不思議なことに、自然界にもこの「フラクタル」が存在することが広く知られています。リアス式海岸の海岸線の形とか、入道雲(積乱雲)のモクモクした部分とかが、この「フラクタル」です。実は植物の世界にもこの「フラクタル」がありましてね。今日は、現在わが家の家庭菜園で育つ「フラクタルな野菜」の紹介です。

この野菜、知っていますか?「カリフラワー」や「ブロッコリー」の仲間で、「ロマネスコ」といいます。実は夏野菜の収穫を終えた9月の半ば頃に、市内のホームセンターの野菜苗の売り場で「ロマネスコ」の苗を見つけたんですよ。実はわが家の家庭菜園では基本的に秋野菜は作らないのですが、珍しモノ好きのボクは「ロマネスコ」の苗を1つだけ購入し、トマト(を撤去した)の畝の隅に植えておいのたのです。1つ80円くらいだったかな?それが、12月に入ってご覧のように実を付け始めたってわけです。

上の画像の大きさが直径5cm程ですから、既に12月に突入していつ積雪があってもおかしくない状況ですので、この「ロマネスコ」を収穫して食べることは無理かもしれません。だけど、美しいじゃないですか。この「フラクタル」な形状(しかも3次元)には、惚れ惚れしてしまいます。さらに、この「ロマネスコ」の中には、「フィボナッチ数列」も隠されているんですよ!なんて神秘的なことでしょう!

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こいつはたまげた!閲覧数14,039とな?

2024年12月05日 | 徒然なるままに

毎朝ボクは起床すると、リンゴ酢のトマトジュース割りをコップ一杯飲んで脳味噌を目覚めさせ、運営している2つのブログのコメント欄や「いいね」の数などをチェックするのが、ルーティーンになっています。そして、本家のブログ「週末はアルビレックス!」の記事更新のネタを考え、モーニングコーヒーを飲みなながら朝食前までに記事をアップします。別館のこちらのブログ「タケ・タケ・エヴリバディ!」は、前日の夜に更新するのが基本パターンです。記事を書くのは、朝は「週アル」で、夜は「タケ・タケ」って分けているんですよ。結構マメでしょ?(笑)

さて、今朝のこと。2つのブログをチェックしていたら、ある異変に気が付きました。それはこちらのブログ「タケ・タケ・エヴリバディ」のアクセス状況が、ビックリすることになっていたのです。

「閲覧数14,039PV、訪問者数4,7001IP」って、ボクにとっては異常事態です。普段の閲覧数は多くても500〜600PV、少ない時には200PV台のこともあるのがこちらの「タケ・タケ」なんですよ。アルビサポの中では人気ブログ(笑)の本家「週アル」だって、普段は2,000〜3,000PVくらいなのに、こっちが14,000PVってどういうこと?

いろいろ調べてみたら、その秘密がわかりました。このブログの運営母体であるgooのスタッフさんが、「おすすめのブログ」みたいな感じで一昨日の記事「ぼうしパン」を紹介してくださったみたいなんですよ。そしたら、アクセス数が急増したってわけ。

ほら「ぼうしパン」の記事が「人気記事ランキング」の12位にランキングされ、

「タケ・タケ・エヴリバディ」も「人気ブログランキング」の19位にランキング(319万のブログの中でです)されたってわけです。いやぁ〜それにしても恐るべし!gooスタッフブログの紹介機能です。

まぁね。こんなことが長く続くことはありえないので、明日からはまた、ひっそりと(笑)ブログを更新していくことにします。あぁビックリした!

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今年もイルコン!

2024年11月26日 | 徒然なるままに

先日のこと。「まちなかキャンパス」の講座に参加するために長岡市の大手通りのアーケードを歩いていたら、きれいなイルミネーションに遭遇しました。

さまざまな色の球体のイルミネーションが、大手通りの数メートルの区間の天井を彩っています。このイルミネーション、確か昨年もこの季節にこの場所に登場していたことを思い出しました。そうそう、去年もブログの記事にしていましたね。↙️

 

大手通を彩る「イルコン」! - タケ・タケ・エヴリバディ!

ボクが「まちなかキャンパス」の講座に参加する時は、1時間100円の格安駐車場に車を駐めてそこから大手通をJR長岡駅方面に歩き、途中にあるフェニックス大手イースト内の「...

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これは、長岡電気工事共同組合青年部会の企画で、長岡造形大学がデザインを監修したものです。イルミネーションコントローラー「イルコン」で、色と明るさ、点滅のパターンを誰でも自由に変えることができるんですよ。

去年に続いて今年も設置されたこの「イルコン」。なんか、この季節の長岡の風物詩が1つ増えたようで嬉しいですね。では、色を変える「イルコン」の画像をどうぞ。

変化する「イルコン」の灯りを見ながら、ボクはあることに気が付きました。確か去年は単色のイルミネーションだったのが、今年は2色の組み合わせになっているではありませんか。だから去年と印象が異なっていたのですね。「進化するイルコン」、さすがです。

2色のイルミネーションの色の組み合わせから、Jリーグのチームのユニフォームを連想してしまいました。このブログ内の1番上の画像(黄色とオレンジ)は「ギラヴァンツ北九州」、すぐ上 ↑ の画像は「サガン鳥栖」っぽいですね。今度ボクが、「アルビレックス新潟(オレンジと青)」のイルミネーションを作ろうかな?

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わが家の紅葉(もみじ)

2024年11月21日 | 徒然なるままに

「紅葉」ってちょっと不思議な言葉ですよね。「紅葉」って書いて、「こうよう」とも「もみじ」とも読みます。「紅葉(こうよう)」は「主に落葉広葉樹が落葉の前に葉の色が変わる現象」のことだし、「紅葉(もみじ)」は「ムクロジ科カエデ属の植物」のこと。同じ「紅葉」という漢字なのに、「こうよう」と読めば「葉が色づく現象」を表し、「もみじ」と読めば「植物の種類」を表す。摩訶不思議な言葉ですなぁ。特に日本語を学ぶ外国人は混乱するでしょうねぇ。ホワイ?ジャパニーズピープル!

ちなみにボクが先日参加したマラソン大会の名称は、「魚沼コシヒカリ紅葉マラソン」と書いて「こうようマラソン」と読みます。けっして「もみじマラソン」ではありませんぞ!

 

完走!魚沼コシヒカリ紅葉マラソン! - タケ・タケ・エヴリバディ!

ボクにとって今シーズン最後のマラソン大会である、「魚沼コシヒカリ紅葉マラソン」に参加してきました。魚沼市の湯之谷地区で開催される、景色の良いコースが有名なこの大...

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さて、ここ数日の朝晩の冷え込みで、わが家の庭の「紅葉(もみじ)」もすっかり紅葉(こうよう)しましたよ。まずは真っ赤に色づく紅葉(もみじ)の、全体画像をご覧ください。

ほう!なかなか鮮やかな「赤」です。天気のよい秋の日は、ホントに気持ちがいいですね。「四季のある日本に生まれてヨカッタ!」って思います。では、この紅葉(こうよう)した紅葉(もみじ)の画像を、何枚かご堪能ください。はっはっは。しつこい?

ボクは今自宅のリビングでタブレットを使ってこのブログを書いていますが、ガラス窓からこの紅葉(もみじ)を鑑賞することができます。わざわざ「もみじ園」や公園に行かなくても、家のリビングから紅葉狩り(もみじがり)を楽しむことができるなんて幸せだなぁ…とつくづく思います。自然豊かな田舎で生きている恩恵ですね。都会のマンション暮らしではこうはいきません(まぁ落ち葉の片付けとかする必要がないのは、少し羨ましいですけどね。あと冬の除雪作業も…)。


さて、いよいよ冬が近づいて来ました。わが家でもボクの車と妻の車の2台分のタイヤを、スタッドレスに履き替えました。これでいつ冬が来ても大丈夫です。おっと、車庫前の消雪パイプのメンテナンスがまだだったな。雪が降る前に忘れずにしなければ!

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仏壇の奥から「家譜」が出てきた!

2024年11月20日 | 徒然なるままに

3日前のブログ記事で、わが家が「仏壇じまい」を行ったことを記しました。その時に仏壇の抽斗(ひきだし)中から出てきた「すごいモノ」、今日はその話題です。まぁ「すごいモノ」なんて言うと、「お宝か?」って期待感が高まるかもしれませんが、残念ながらそっち系ではありません(笑)。

出てきたのは和紙で綴じられた虫食いだらけの冊子で、表紙には「家譜」と記されていました。そうなんです。これはわが家の先祖代々の家系図を克明に記したものでした。

ページ同士がくっついているところもあり、破損しないように気をつけながら開いていくと、そこには細かい文字(しかも筆文字)で、克明にわが家の歴史が記されていました。

まずは、わが家の初代が本家から独立したのは、寛政8年(1796年)であることがわかりました。1796年というと、杉田玄白や伊能忠敬らが活躍した時代ですかね?

上の画像のページは、4代目の頃の家系図です。「四女」とか「五女」とかの記載から、「やっぱり当時は子だくさんだったんだな」とか「八百政家は女系家族だった時代があったんだな」とかわかります。生後まもなく亡くなった子どもも少なくありません。

ちなみに、このページの中央右にある「長女・さた」は、ボクの曾祖母です。明治4年に生まれています。彼女は後に婿養子を迎え、その婿さんがわが家の5代目当主となります。そしてその5代目夫婦の次男がボクの祖父、八百政家の6代目となります。家譜は、祖父が明治38年(1905年)に生まれたという記述が最後でした。ちなみに日露戦争の勃発が1904年ですから、時代はまさに「坂の上の雲」です。

「家譜」にはわが家の家系図だけでなく、わが家の親戚筋の家系図も併せて記載されていました(ボクが知らない家も多くありました)。なんかこの家譜、まさに「ボクのルーツ」「わが家のルーツ」って感じです。「これは子孫にも残しておくべきだな…」と思いました。

今回仏壇から発見されたこの「家譜」は、ボクに残りの人生に宿題を与えてくれたように思います。

まずは、祖父が生まれた以降の八百政家の歴史を、この家譜に付け加えることです。明治38年から120年間空白となっているわが家の歴史を、埋めなければいけませんね。家譜へ最後の記載となった明治38年誕生のわが家6代目の祖父は、祖母と結婚して3人の子(既に2人が逝去)を設け、その長男である7代目の父は母と結婚してボクと姉を設け、8代目のボクは妻と結婚して2人の子どもを設け、さらに孫が3人この世に誕生しています。この記録を家譜に書き加えることはボクの務めでしょう。

さらに、判読不明の部分も少なくないこの八百政家の家譜をしっかり復元し、令和版の改訂家譜として整理して、ボクの子どもや孫たちに残すことです。まぁそれが日の目を見ることはないかもしれないけど、「あぁ確かジジがそんなものを残していたよなぁ…」程度の記憶が孫たちに残ればそれで良しです。

「父が建てた家の整理と解体」という宿題を終わらせる見通しがつきましたので、ボクは次の新しい宿題に取り組み始めたいと思います。

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