タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

とんび

2022年05月02日 | 読みました!見ました!

ボクは重松清の小説が大好きです。今までに何冊も彼の著書を読んでいますし、現在新潟日報に連載中の小説「はるか、ブレーメン」も毎日楽しみにしています。重松清ってボクらと同世代(彼が5つ年下)なんですよ。やっぱり生きてきた時代が一緒なので、考え方とかモノの感じ方とかにすごく共感できるんですよね。今日紹介する「とんび」は、そんな重松清の小説を映画化した作品です。

ボクも女房も原作を読んでいますし、2013年にTBS系で放送されたテレビドラマも見ています。それでも今回の「とんび」の映画化を知った時に、「絶対に映画でも見よう!」「あの感動を再び味わおう!」と思いました。そして、映画を見終わった今、期待通りの満足感を得ています。映画のあらすじはこんな感じです。


昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者のヤスは愛妻の妊娠に嬉しさを隠しきれず、姉貴分のたえ子や幼なじみの照雲に茶化される日々を過ごしていた。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、自分の家庭を築くことはこの上ない幸せだった。やがて息子のアキラが誕生し、周囲は「とんびが鷹を生んだ」と騒ぎ立てる。ところがそんな矢先、妻が事故で他界してしまい、父子2人の生活が始まる。親の愛を知らぬまま父になったヤスは仲間たちに支えられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。そしてある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をつく。(ここまでオフィシャルサイトからの引用)


テレビドラマでは内野聖陽と佐藤健が演じていたヤスとアキラの親子を、映画では阿部寛と北村匠海が演じていました。それぞれが魅力的なヤスとアキラでしたね。音楽もテレビドラマは福山雅治、映画はゆずが担当し、それぞれ物語を魅力的に盛り上げていました。主人公を支えるバイプレーヤーたちも魅力的で、映画では薬師丸ひろ子、安田顕、大島優子らがとてもいい味を出していました。

泣きましたよ。上映中に何度も泣きました。ストーリーはほぼわかっていたわけですが、それでもテレビドラマとは異なる設定もいくつかあり、新鮮な気持ちで楽しませてもらいました。

いやぁ~映画はいいなぁ。

コメント
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