やさいの家

小さな日常・小さな風景

冬の野菜

2016-12-05 18:55:22 | raw food



寒さが増してくると、
カブや大根がどんどん瑞々しくなって、美味しくなってきて・・・。
刻みながら、ついついつまみ食いです(笑)

何も味付けしなくても、そのままが本当に美味しいなあと思います。

甘味がのってくる頃なのですね。

幼い頃の思い出のひとつに、母や祖母が私を台所に呼んで、
「美味しいから食べてごらん」と、ただ切っただけの大根やカブを食べさせてくれました。

子供の私には、感動するほど美味しかった記憶はないのですが、
まな板の上の、カブや大根の瑞々しい切り口、真っ白な色、
そして「食べてごらん、すごく美味しいよ」と、言われたことは鮮明に覚えています。

そして最近はその言葉どおり。
野菜そのものが、美味しいなあと思うようになりました。

季節ごとに。それぞれに。
四季の恵みをいただけるありがたさを、じんわりじんわり感じます。

そんな風に、なんの手を加えなくても美味しいカブを。
この季節の我が家の定番おかずにしました。

厚切りにして、梅干で和えるだけの簡単な一品です(笑)

<材料>
かぶ 3~4個
梅干 小2個位(梅干の塩分濃度によって加減してください)
梅酢 適量
かぶの葉 かぶ1個分位

<作り方>
1 かぶは葉を切り落とし、皮ごと厚めに切る。
2 梅干は叩いておく。
3 ボウルに1と2を入れて和え、梅酢を少々回す。
4 かぶの葉を小口切りにして、3に和える。

お好みで、小さじ1くらいのみりんを加えても。

    


なんの味もつけずに、充分に味わってから、ちょっぴり味付けしてみる(笑)

それって、台所に立つ者の特権かもしれません。




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