A&Pの☆お宿千夜一夜

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姫路 伝心望(でんしんぼう) 元祖カレー鍋で、続く幸せ♪ 

2012-12-09 15:00:00 | 近畿・食
↑珍しいのはレタス。

 実はこの写真の他に、鶏のつみれなどもありました。

パブロフが食材をバラバラに冷蔵庫に入れたので、カレー鍋初日の夜に発見。

作り方に「先に味の出るつみれから入れて下さい?」ってそういう事だった

か~と涙。


前回、地方に意外なお店の支店がと書きましたが、この店は姫路から東京・

三軒茶屋へ進出したケースです。

店を知ったのは、姫路にホテル・セトレハイランドヴィラさんがオープンした

時で、確か2009年の春でした。

試泊にお招きいただいたので、よく覚えています。

以来、行ってみたい(食べてみたい)候補だったものの、居酒屋さんだけに営業

は夜だけ。

その後姫路には何度か宿泊しましたが、夜は食事付で訪れる機会がありません

でした。

姫路モーニングはトライしたんですけどね。


カレー鍋の発祥は、兵庫県姫路市の和風居酒屋「喰い切り酒場・伝心望」さん

と言われていて、もともと賄い料理だったものをメニュー化、看板料理として

成長したそうです。

2006年6月には、支店として三軒茶屋にカレー鍋専門店がオープン。

カレー鍋用スープの通信販売もされています。

今回はこちらをデパートの宅配経由で5880円で購入。

お店から購入するより80円高かったけれど、その差は何だろう?

材料的には野菜と麺類、お肉も豚や鶏のつみれとそんなに高いものは使われて

いませんが、店に食べに行く手間を考えればこんなものかな、という値段。

食材は真空パックされていて、予想以上に日持ちしました。

3~4人前を2人で食べたのもありますが、自分で食材を追加して数日間食べ

続けました。

いろいろな食べ方をしたのもあり、予想外に飽きませんでした。



 

 





食品加工業界における鍋市場は大きく分けて「たれ」と「鍋つゆ」で、最近は

後者が急成長しています。

調査会社の富士経済が2007年1月に発表した「2006年の加工食品市場調査」

によれば、2006年の鍋つゆ市場の規模は184億円で前年比7.9%増。

1998年と比べ3倍の規模になりました。


カレー鍋は、2007年に家庭用鍋の素が各社から発売され、流行しました。

永谷園は「カレー鍋 和風」「カレー鍋 洋風」で鍋つゆ市場に初参入。

フジッコ「カレー鍋つゆ」、日本水産「カレー鍋スープ」などが多数登場。


豆乳、トマト、キムチと年によって鍋の流行はありますが、カレー鍋の特徴は

多彩なアレンジが可能な事でしょう。

和風、洋風に応じて各種野菜も摂れ、肉や魚介どちらにも合い、普通の鍋料理

に使わないような具材も取り入れることが可能。

あまり鍋と相性のよくない子供はもちろん、カレーは好きな人が多い万人向きで、

何より味付けの失敗も少ない。

しめにご飯を入れた「カレー雑炊」や「カレーリゾット」にさらにチーズを加え

たり、うどんを入れれば「カレーうどん」も楽しめます。

わが家もどちらも試しました。

生卵を加えても美味しいはず。

出汁がカレースープなので、最初はあっさり、煮詰まるほど旨みが増します。

より美味しく食べるコツは、ギョーザや天ぷらなど油を含んだ材料を入れる

だとか。

こんど試してみよう。

まずは正しい作り方をしなくては。



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