Q「骨格リセットストレッチ」ってなに?
A:骨格をリセットするためのストレッチです。
人には200以上の骨と関節があります。またそれらを動かす筋肉(骨格筋)は400にも及びます。通常の姿勢、正しい動作を行っていれば、正しい骨格でいられます。しかし、好ましくない姿勢、間違えた動作、さらには合わない靴などを使用することによって骨格の崩れを引き起こしてしまいます。
正しい姿勢、正しい動作を覚えることはもちろん、正しい骨格へと導く補助運動として、ストレッチを行うことが有効と考えられます。
Q「普通のストレッチと何が違うの?」
A:普通のストレッチが何を指しているのかが分からないので、お答えが難しいです。
ただ、一般的に知られているストレッチの多くは「関節可動域」といって、関節が大きく開くことを目的としているように伺えます。一方で、骨格リセットストレッチは「骨格を正常化する」ことに特化しています。
とくに、今まではストレッチというと「30秒〜1分は静かに呼吸」という「スタティック(静的)」なものが主流でした。また、近年「ダイナミック(動的)」なストレッチも知られてきました。しかし、ストレッチが得意な人は何をやっても伸びるのですが、苦手な人たちには「何をどうしたら良いのか分からない」という声も多く、また「結局ストレッチなんて伸びないし痛いし苦しいだけ」と言われていました。そこで「身体が硬い人」「うまく伸ばせない人」つまり「リセットされていない人」でも、ちゃんと効果があるようにと考えられたのが「骨格リセットストレッチ」になります。
Q「それでどうしたら良いの?」
A:筋肉ごとにストレッチの方法を変えます。
今までは、ストレッチの方法やポーズにばかり着眼してしまいがちでしたが、骨格リセットストレッチでは「筋肉ごとにストレッチを変える」ことを推奨しています。
また、ストレッチできる状態とできない状態があります。その際にはもちろん、関節運動を伴う無理なストレッチはせず、状況に応じたストレッチを行うようにしています。
Q「骨格リセットストレッチを行うときは?」
A:筋肉の「状態」と「順番」と「方法」を体系的にアレンジしましょう。
筋肉をストレッチして、正しい骨格へと導いてあげるには、しっかりとした手順が必要です。もちろん、不必要なストレッチを行う必要はありません。筋肉の状態を把握して、手順と方法があっていれば、痛みを伴うような無理やりなストレッチを行う必要がありません。また、必要以上にストレッチをしてしまい、むしろ怪我の元になってしまうようなこともありません。
Q「ストレッチって怪我の元になるの?」
A:不必要なストレッチは怪我の誘因になると考えられます。
筋肉にはそれぞれの「役割」があります。それぞれの「位置」で、それぞれの「仕事」を果たしてくれています。ストレッチによって伸ばしすぎてしまうと、大事なところで筋肉が働けなくなってしまいます。ストレッチは、必要最低限で十分です。筋肉がしっかりと働ける状態にしてあげること、それが「骨格リセットストレッチ」になります。
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