いつもありがとうございます。
スポーツトレーナーの鈴木です。
膝に痛みを感じる男性ランナーさんとお話をしていて、
ふと会話に違和感を感じました。
「もしかしたら『O脚』と『X脚』を誤認しているかも!?」
そして恐る恐る確認してみたところ、
やはり「X脚」を「O脚」と認識していたようです。
そして当然、
自分は「O脚」だと思っているので、
「X脚」であるにもかかわらず、
「X脚」方向へ頑張っていたということで、
ますます「X脚」傾向を強めてしまっていた、
という悲劇。
はじめに「O脚」と「X脚」の誤認がなければ、
このような悲劇が起きないのではと思いますので、
今回は「『O脚』と『X脚』の正しい認識」というお話。
今回、よくある間違いの「脚を閉じて膝がくっつかなければ『O脚』で、膝がついてもくるぶしがくっつかなければ『X脚』」という「判定基準」が間違えていました。こちら、どこにでも見かけることができるのですが、運動機能、いいかえると「機能解剖」学的な見方からすると、間違えていることが容易に理解できます。解剖が禁止されている時代や、レントゲンがなかった時代の産物かと思われます。
ということで、
間違えた判定基準で「O脚」「X脚」を決めてしまうと、
後々が大変危険ですから、
ちゃんとした基準に則ってからプログラムを開始するのが大事です、
というお話でした。
O脚やX脚にお悩みのみなさんも、
本当に治りたいのであれば、
ちゃんと判定するのが良いかもしれません。
ということで、
X脚という骨格の崩れを元の位置に戻していこうというプログラムは、
「インサイドキック」や「スコーピオン」「逆おてんば」などがオススメです。
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