旧古河庭園 －２－

この庭園は大正６年、古河虎之助が経営した東京における大正初期の代表的庭園です。
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、土地の高低差を利用した和・洋の
両形式を使い分けた庭園です。
洋館と洋風庭園はイギリスの建築家ジョサイア・コンドルの設計。日本庭園は
京都の庭師・植治こと小川治兵衛。和・洋の魅力に溢れた庭園で、国の名勝に指定されました。
（古河庭園パンフより）







石造りの洋館。英国貴族の邸宅にならった古典様式で、天然スレートぶきレンガ造り。
外壁は伊豆真鶴産の安山岩で覆われていて、雨に濡れると落ち着いた色調を醸し出します。

今ではまず見ることが出来ない、珍しい西洋館は、素晴らしいのひとこと。