写真日誌

気ままなフォトスケッチです。

東京都庭園美術館(1) 

2008年08月04日 | 歴史的建造物
東京都庭園美術館は 朝香宮(あさかのみや)邸として、1933年(昭和8年)に建てられた建物を、
そのまま美術館として公開したものです。
戦後の一時期、外務大臣・首相公邸、国の迎賓館などとして使われてきましたが、
建設から半世紀後の1983年(昭和58年)10月、美術館として新しく生まれかわりました。

この建物は1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式を
現在に伝えるものです。フランス人デザイナーが、主要部分を設計、内部装飾もフランスをはじめとする
外国から輸入されたものが多用されています。

また基本設計と内装の一部は宮内省内匠寮(たくみりょう) の建築家が担当し、
アール・デコ様式に日本独特の感性を付け加えています。 当館は従来の美術館とは異なり、
建物自体が美術品といえます。
そして、作品とその観賞空間との間に 交感が生まれるような、新しい美術鑑賞の在り方を提案しています。
美術館は広大な緑溢れる庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品があわせて楽しめる環境に恵まれ、
そこに庭園美術館の名も由来しています。   (庭園パンフより)

おりしも舟越桂氏の「夏の邸宅 アール・デコ空間と彫刻・ドローイング・版画」展
として、出品作品が展示されていて美術館内部は作品も含め、撮影禁止となっていました。
この素晴らしい美術館は、今秋には館内の公開があるとのこと、再度訪れたいと思っています。

 (1)美術館の門


 (2)美術館への道


 (3)美術館前景


 (4)シックな本館



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