真言宗の僧侶でもあるMomo先生のアシュタンガヨガを受けるために、クラスの主催者である仏教伝道協会に会員登録したらば、仏教伝道協会から次のイベントのお知らせが届きまして、
ブッダの隣人としてバラモン教の講義が聞けるとのこと。早速申し込んでいました。(今後、ジャイナ教、ゾロアスター教…と続くそうです。)
講師は、東京大学文学部准教授の加藤隆宏先生。主にウパニシャッドの研究がご専門とか。
バラモン教は、BC1500年頃に黒海周辺からインドへ移動してきたアーリア人によってもたらされました。天啓とされる『ヴェーダ』という教えに基づいた宗教で、祭式を重視していました。
この中にいわゆるカースト制に繋がるヴァルナ制という職業を分ける制度があり、今現在もインドの国民はこの制度の中で暮らしています。(違うヴァルナの人とは、友達にはなれるけれど結婚はしない、という感じだそうです)
そのヴェーダ自体も時代と共に変化していき、BC600頃にはヴェーダーンタ(ヴェーダの最終部門の意味で、より哲学的(個人的?)になりました)が成立しますし、同じ頃、ジャイナ教や仏教など他の宗教も生まれていきます。
yogaがこの中でどのように生まれたかと言うと…
ヴェーダーンタの初期に成立した『カタ・ウパニシャッド』に、"yoga"という考えが出てきます。
それは、自己の支配権を自己のみに集約し、他の誰にも明け渡さないということであり、そうすれば輪廻から抜けて自由になることができると説明されています。
ですから、yogaの本来の意味は自分で自分をコントロールする生き方のことです。これは宗教ではなく、ましてや職業や身分など関係なく誰でも行えます。
それ故に、こうしてヒンドゥー教でも仏教でもジャイナ教でも、yogaは取り入れられているのですね。
yogaは、フリー素材のツールなのです🧐
ブッダの隣人としてバラモン教の講義が聞けるとのこと。早速申し込んでいました。(今後、ジャイナ教、ゾロアスター教…と続くそうです。)
講師は、東京大学文学部准教授の加藤隆宏先生。主にウパニシャッドの研究がご専門とか。
バラモン教は、BC1500年頃に黒海周辺からインドへ移動してきたアーリア人によってもたらされました。天啓とされる『ヴェーダ』という教えに基づいた宗教で、祭式を重視していました。
この中にいわゆるカースト制に繋がるヴァルナ制という職業を分ける制度があり、今現在もインドの国民はこの制度の中で暮らしています。(違うヴァルナの人とは、友達にはなれるけれど結婚はしない、という感じだそうです)
そのヴェーダ自体も時代と共に変化していき、BC600頃にはヴェーダーンタ(ヴェーダの最終部門の意味で、より哲学的(個人的?)になりました)が成立しますし、同じ頃、ジャイナ教や仏教など他の宗教も生まれていきます。
yogaがこの中でどのように生まれたかと言うと…
ヴェーダーンタの初期に成立した『カタ・ウパニシャッド』に、"yoga"という考えが出てきます。
それは、自己の支配権を自己のみに集約し、他の誰にも明け渡さないということであり、そうすれば輪廻から抜けて自由になることができると説明されています。
ですから、yogaの本来の意味は自分で自分をコントロールする生き方のことです。これは宗教ではなく、ましてや職業や身分など関係なく誰でも行えます。
それ故に、こうしてヒンドゥー教でも仏教でもジャイナ教でも、yogaは取り入れられているのですね。
yogaは、フリー素材のツールなのです🧐