【前回までのあらすじ】
公団団地大好きなでれすけは、「公団・常盤平団地」が再現展示されている千葉県・松戸市立博物館へ行ってきました。
これまで公団団地の玄関・風呂場・ダイニングキッチン・6畳間・4畳半間について書いてきました。
今回は、公団団地の「ベランダ」についてです。
昭和30年代築の公団団地のベランダには「洗濯機置き場」と「物置」が作られていました。
今でこそ当たり前の「洗濯機置き場」ですが、一般家庭では、未だ「洗濯板」と「たらい」が一般的であった中、昭和30年代築の公団団地では「洗濯機置き場」が標準設計になっていたのです。
早々と「洗濯機置き場」を設置していた公団の「先見の明」には驚くものがあります。
また、住宅1戸あたりの床面積はたったの13坪、住宅1戸あたりの建設費はおよそ70万円という、限られた中で「収納」を作らなければなりません。
博物館に再現展示されている「公団常盤平団地」は、「日本住宅公団1958型設計」(いわゆる【公団住宅58-4N-2DK-T型設計】)という設計で、4畳半の部屋に「収納(押入れ)」があります。
しかし、通常、それだけでは、収納は足りません。
当時の公団の設計者達は、それらの問題を解決するため、「ベランダ」に「収納」を作りました。
ベランダの物置は、「木製扉」でした。
でれすけが住んでいた公団団地は、昭和32年築、でれすけが住んでいた頃は築20年を越えており、「ベランダの物置の扉」が、やや朽ちていた印象がありました。
しかし、博物館の木製扉はピッカピカです!!
博物館に展示してある洗濯機です。
東芝製、VH-810型です。
昭和30年代半は、未だ「二槽式」の洗濯機ではなく、写真手前のハンドルを回して脱水するタイプのものでした。
公団住宅の設計は、【洗濯機の普及】にも貢献していたのです。
次回は、その他モロモロ、書きそびれた内容を書く予定です。
それでは、また。
公団団地大好きなでれすけは、「公団・常盤平団地」が再現展示されている千葉県・松戸市立博物館へ行ってきました。
これまで公団団地の玄関・風呂場・ダイニングキッチン・6畳間・4畳半間について書いてきました。
今回は、公団団地の「ベランダ」についてです。
昭和30年代築の公団団地のベランダには「洗濯機置き場」と「物置」が作られていました。
今でこそ当たり前の「洗濯機置き場」ですが、一般家庭では、未だ「洗濯板」と「たらい」が一般的であった中、昭和30年代築の公団団地では「洗濯機置き場」が標準設計になっていたのです。
早々と「洗濯機置き場」を設置していた公団の「先見の明」には驚くものがあります。
また、住宅1戸あたりの床面積はたったの13坪、住宅1戸あたりの建設費はおよそ70万円という、限られた中で「収納」を作らなければなりません。
博物館に再現展示されている「公団常盤平団地」は、「日本住宅公団1958型設計」(いわゆる【公団住宅58-4N-2DK-T型設計】)という設計で、4畳半の部屋に「収納(押入れ)」があります。
しかし、通常、それだけでは、収納は足りません。
当時の公団の設計者達は、それらの問題を解決するため、「ベランダ」に「収納」を作りました。
ベランダの物置は、「木製扉」でした。
でれすけが住んでいた公団団地は、昭和32年築、でれすけが住んでいた頃は築20年を越えており、「ベランダの物置の扉」が、やや朽ちていた印象がありました。
しかし、博物館の木製扉はピッカピカです!!
博物館に展示してある洗濯機です。
東芝製、VH-810型です。
昭和30年代半は、未だ「二槽式」の洗濯機ではなく、写真手前のハンドルを回して脱水するタイプのものでした。
公団住宅の設計は、【洗濯機の普及】にも貢献していたのです。
次回は、その他モロモロ、書きそびれた内容を書く予定です。
それでは、また。