スコティッシュ・フォールドのひとりごと

スコティッシュ・フォールドの「ひー(オス・19歳)」とその妹「こっちゃん・11歳」、その飼い主「でれすけ」のブログ

草加松原団地。

2008年09月27日 | 「団地・建物・給水塔」
今回は、久々の団地シリーズです。

今回の団地は、埼玉県草加市松原にある

草加松原団地

です。

草加松原団地、かつては東洋一のマンモス団地と呼ばれたほどの大規模団地で、団地内に商店街をはじめ診療所、小学校、中学校、汚水処理場などがあり、1つの街を形成しています。

ちなみに、団地には東武伊勢崎線の駅があります。
その名前は、そのまんま「松原団地駅」。

以前、このブログで紹介した「高根公団」に続く、団地名が電車の駅名となった団地です



草加松原団地は、昭和37年12月~昭和38年12月に入居開始となった公団団地で、総戸数5926戸、賃貸型の団地です。

この団地も、今まで紹介してきた昭和30年代築の公団団地と同じ運命、すなわち「建替え」の対象になっています。

かつては「東洋一の大規模団地」と呼ばれたこの団地も、既に建て替えが始まっており、その姿を巡礼できる日々も、残り僅かとなりました







国道4号線を車で走っていると、突然、国道沿いに恐ろしい数の中層フラット棟の公団団地が見えてきます








団地の案内板です。

この団地はA~Dの4つの地区に分けられています。

AとDは中層フラットで構成されていて、Bは中層フラット+ボックス(ポイントハウス)、Cは主にテラスハウスで構成されています。








松原団地駅」の近くにあるA地区の1号棟。

おなじみの「公団仕様の街灯」も健在です







庇のあるタイプの中層フラット棟です。

この団地の「A-1」、はじめて見たとき、でれすけはかなり驚きました

写真の右側が、左側がなのですが、この団地、公団ではめずらしく「北側にベランダがある」のです

北側にベランダがある上、ダストシュートが撤去されていないのもあって、階段室が異常に狭くて、本当に驚きました…

このタイプの中層フラット棟、神奈川県で似たようなものを見たことがありましたが、そのほかの場所で見た事はありません…






A-1号棟を南側から見た写真です

ほとんどの居住者の退去が済んでいます

でれすけが住んでいた団地に雰囲気がとてもよく似ていて、涙が出そうになりました…

ベランダの仕切りが、1階~4階の各階でカラーが異なるのがちょっとだけオシャレです






ここからは「B地区、D地区」の中層フラット棟です。

B地区はかなり退去がすすんでいました…





 

「分け入っても、分け入っても、団地。」

右の写真は、本当にでれすけが住んでいた団地の雰囲気そのもので、懐かしさで胸がいっぱいになりました…

この写真を撮っている時、どこからかシャンプーの香りが漂ってきました…
よく、団地定番の香りは、「カレーの匂い」と言われますが、「シャンプーの香り」も団地定番の香りの1つだと思います…
どうでもいい話ですが







これなんて、でれすけの原風景そのものです








そして、またまた閉校です

以前、紹介した「公団赤羽台団地」でも遭遇した小学校の閉校

草加松原団地内にある「北谷小学校」、この小学校は平成21年4月に草加市立花栗小学校と統廃合し、新たに草加市立松原小学校として生まれ変わるそうです…

平成23年3月までは花栗小学校の校舎を松原小学校の校舎として使い、その間、北谷小学校の校舎を取り壊して新校舎を建て、平成23年4月から、現在の北谷小学校の場所に建てた新校舎に、松原小学校が戻ってくるそうです。

時代とはいえ、なんとも寂しい気がします…。

ちなみに余談ですが。
今まで、幼稚園から大学院まで、統廃合や閉校とは全く無縁だったでれすけの母校でしたが、ついに、母校の大学院の専攻が来年度で廃止になることが決まりました…
全く違う専攻に吸収されてしまうことになり、研究科名も専攻名もなくなってしまうそうなので、物凄く寂しい気持ちでいっぱいです


とりあえず、「草加松原団地」でした

次回は、団地のテラスハウスについて書く予定です

それでは、また