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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

ぷくぷく、お蔵フェスタ

2006-02-20 | 2008年1月まで
茨城の県境に近い千葉県神崎の酒蔵、寺田本家さんのお蔵フェスタにいってきた。
寺田本家さんのお酒を知ったのは、去年の4月。飲み口がよくそれでいて味のある個性的なお酒で、すっかりファンになった。

フェスタでは、若者、若い子連れの夫婦、おじちゃん、おばちゃんまで幅広く来場していてよい雰囲気。

写真は、酒蔵の中を案内してくれている寺田社長です。穏やかな語り口で、やさしくてまっすぐな感じがした。糀を発酵させる室にも見学者を入れて説明してくれたが、ここがぽわっと暖かく、とても気持ちよくなる空間だった。「みなさんが持ってくるいろいろな微生物が混じって、よりよい状態になる」というようなことをおっしゃっていたが、普通の蔵では見学者は入れないらしい。たしかに、すぐ近くでも別の蔵がお祭りをしていてそちらも覗いたけれど、蔵を見学するには食品工場で見る白ビニールの給食着のようなものを着なくてはならず、排除されているような感じがした。

寺田本家の蔵は、そこにいてまず気持ちがよくなる。こんな空間で、こんな空間を作る人たちによって醸されたお酒だからおいしいのだろう。


↑タンクで発酵中のお酒。泡がぷくぷくっと湧き上がっていた。いい香り。

そのほか、革製品の作家さんや、手作りの布、フェアトレードなど個性的なお店やさんがたくさん出ていて盛りだくさん。酒粕や雑穀を使ったおいしい料理もおなかいっぱいで幸せな一日でした。


↑中南米雑貨のお店。