セミの声

夕方、自転車で帰宅中にセミの声が聞こえた。

「カナカナカナ・・・」というヒグラシの声。

この声を聞くと夏が来た感じがする。
入れ替わって、これまで聞こえていたカエルの合唱がなくなったのがちょっとさびしい。

去年は車と電車で通勤だったので、こういう変化は感じなかったなあと思い当たった。

そういえば、2年前に山の中のログハウスに住んでいたとき、朝4時過ぎにヒグラシの合唱が聞こえて目が覚めてびっくり。
ヒグラシは早朝も鳴きます。薄明かりに反応して鳴くのかな。

セミは、放射能、石油、CO２とかそんな人の影響に関係なく生きている。ただ生きていれば持続可能な生態系が作られてきたんだろうに、なぜ人は自分たちが滅ぶほど環境を壊すまでになったんだろう？
澄んだ「カナカナ・・」を聞いていると、自然と人間の分離、違いを考えます。

さて、明日は六ヶ所村ラプソディーと六ヶ所村通信の上映。
監督にお会いできるのが楽しみです。