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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

幼児の環境教育

2011-09-14 | いろいろ
いま、長野県飯田市のおひさま進歩エネルギーという会社でインターンしています。
<市民出資>で志あるお金を集めて、太陽光発電パネルを普及したり、省エネESCOを進めている会社(NPOが母体)で、3.11以後、とても注目をあびているところです。

ここのマスコットキャラクターが上写真の「さんぽちゃん」
太陽のSUNとNPOをかけて、さんぽになったとか。
南信州の、やま(緑)・みず(青)・おひさま(オレンジ)を表していて、親しまれています。

今日はおひさま進歩のソーラー設置1号目の、明星保育園を見学。
保育園に設置された太陽光発電をきっかけに、子どもが節電の意識を持ち、家でもコンセントを抜いたりして親の意識が変わり、それを見て先生も環境教育に本気になったという好循環が生まれたようです。

子どもたちに環境のことを考えてもらう案内役が、さんぽちゃんです。
節電の大切さを知るパネルシアター(紙芝居のようなもの)を、おひさま進歩では保育園で上映していて、その時はさんぽちゃんの着ぐるみが登場します。
そんなさんぽちゃんを、園児たちがトイレットペーパーの芯に色紙を貼りつけて、壁画を作ってくれました!
さんぽちゃん、ほんと愛されてるな~。
この地域密着さが、おひさま進歩の強みです。


お金や利権に縛られているオトナ(オヤジ)の世界を目の当たりにすると、小さい頃から環境のことを考えて育ったコドモたちに、将来怒られそう。
そして、成長した彼らに期待しつつ、ぼくらワカモノ(だよね?)もやらなくちゃ!と思います。


発電量に応じて、室内のさんぽちゃんパネルが5段階に点きます。
といっても、発電量の数値をみて、先生が手動でスイッチを入れるものです。
入れ忘れていると、園児が「先生、太陽が出てるのに、パネルが付いてないよ~」とチェックするそうです。園児はよく気にしているんですね。


幼稚な?インターン生の写真を追加。楽しくやっています。
ちなみに、インターンはSENA(三遠南信地域連携ビジョン)という機関の主催するもので、現地研修の受け入れ先の一つが、おひさま進歩になっています。11月からのコースも、まだ受付中です。