yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

枝豆収穫

2009-10-04 | いろいろ
      (↑キノシタマメの枝豆)

育てている大豆を、枝豆でインターセプト。

つくば在来のキノシタマメと、栃木のサトウシラズを味比べ。
どちらも豆乳のようなミルクっぽい味がしました。
キノシタマメのほうがさらに甘みが強く、おいしい。

播種の時期がずれたので、その影響かもしれないけど、いまのところキノシタマメのほうが好みです。

ただし、キノシタマメのほうが早く植えたのに、木の勢いは弱い。でも、サヤの数は少ないけれど、実の膨らむ率は高い。
サトウシラズは、木の勢いはよくサヤはいっぱいできているんだけど、実の入りが悪い。

品種の特徴なのか、土や播種時期のずれなどの環境の差なのか。
難しいところです。


サトウシラズの木。


サトウシラズのサヤ。いっぱい付いているけど、実の入りが今一つ。
来週はもっと実が膨らむかな・・

今の勢いだと、味噌が作れるくらいに豆がとれるか心配です。

映画・未来の食卓

2009-10-02 | いろいろ
映画『未来の食卓』

たまたま休みを取れて、一人の自由時間。
贅沢なことに都内へ映画を観に行ってきました。

8月からロングランの「未来の食卓

フランスの田舎の農村が学校給食をすべてオーガニックすることで、子供、親、地域の農・食・健康への意識が1年の間に変わっていく様子を納めたドキュメンタリーです。

「費用のことは心配するな。相談相手は自分の良心、それしかない」
という村長のセリフが力強いメッセージでした。

「有機農業は環境にも体にもよいが、高い」という心配に対して、「環境によく、体によいものを子どもたちに食べさせるのが最優先であり、それが親や地域社会の良心だ」と言っているわけです。

ぼくらは、ついつい「それはコストがかかりすぎる」という心配をまずはしてしまいがちです。
「CO2の削減義務が課せられると、企業の競争力が落ちる」とか、「国産野菜がよいけど、外国産のほうが安いから」とか。

しかし、どう在りたいかという理想から考えるのを始めて、どこまでそれをやれるか、トライ&エラーすることが大事なんじゃないだろうか。
長い目で考えれば、家計でも、企業経営でも、給食を含めた学校経営でも、自治体や国の運営でも、良心に沿ったことをするのが気持ちよく、多くの人が喜ぶ結果になるのではないか?

<必要悪>というのは、ホント?良心に相談してみよう!
・・と、この映画は投げかけてきます。

添加物など化学物質の説明や癌の発生率の説明が若干重苦しいですが、重い言葉がありながら、フランスの美しい農村風景や石造りの建物の映像美もあって、きれいにうまくまとめられています。

まだ渋谷UPLINKでは上映しているし、自主上映も可能です。

そういえば、つくばでも有機農業関連の映画上映会があります。
茨城県南有機農業映画祭
 つくば上映会 11月1日
 上映作品 「食の未来」「いのち耕す人々」