自転車・巡礼メインの旅行記です
Life With BreakDown ~挫折だらけの人生~
【自転車遍路2周目(逆打ち):第14ステージ24~(別4)~22番】
目覚めて外を見ると昨夜雨が降ったようだった。
雨を覚悟して6:30宿出発。現在の標高を活かし、室戸スカイライン経由で24番最御崎寺に向かうことにした。
出発後少し登り室戸スカイラインへ合流(3枚目)。このあたりから小雨が強くなりシャワーのような雨が降り続ける。
8%前後のアップダウンが続く(4枚目)。結構な雨だが傘で散歩の人がいて挨拶。
展望台からは景色があまり見えなかった(5枚目)。左手に馬頭観音菩薩が見えるとすぐに駐車場に到着。
7:05【24番:最御崎寺】宿:ニューサンパレスむろとから約7.0km。
結構濡れてしまったが、いまさらカッパは着たくないし天気予報は晴れに向かうとのことなのでそのまま参拝。
写真4枚目の「鐘石」は説明をよく読まなかったため、鳴らし忘れてしまった。
参拝後、灯台を廻って駐車場へ戻っていると昨日会った同級生からLINEが。前室戸に住んでいるころ最御崎寺
の檀家になっていて本堂裏の「西国三十三観音奉安所」に寄贈したことがあるというのだ。ということでまた
境内に戻ってみる。確かに本堂裏に観音様が。寄贈者の名が刻まれた観音様を探して写真を送ってあげた。
景色の良い下りを下って、中岡慎太郎像、室戸岬先端を通り国道55を東進。空も晴れてきた。
延々と同じような景色が続く。夫婦岩(1,2枚目)とDMV(5枚目)が飽きを緩和させる。
あと、歩き遍路の人(ほとんど外国人)が多く、何人も挨拶してすれ違った。
10:40【別格4番:鯖大師本坊】24番:最御崎寺から約57.6km。
突然現れる看板を左折して線路を潜ると到着。本堂でご夫婦に御本尊はなにかと聞かれ、経本を見ると
仙龍寺と同じだったので「多分弘法大師様ですよ」と伝えた。
納経所の方と軽く話。ここからはアップダウンあるんで気を付けてとのこと。
国道55に戻ってすぐある「さばせ大福」で小腹満たし+自販機ドリンク補給。
大福は小さめでちょうど良く、素朴な味だった。
12:15【23番:薬王寺】別格4番:鯖大師本坊から約19.8km。
天気はいいのだが、かなり暑いので直前のファミマでドリンク補給してから到着。
次の22番まで約20km。想定では13:30頃着、14:00参拝終了、さらに6km先の桑野駅15:06発の電車に乗れそう。
その時間だと、徳島駅から岡山駅まで乗換なしの特急うずしおに乗れる。他の時間は高松駅でマリンライナーに
乗換が必要な場合が多く、しかも乗換時間が異様に短いので輪行袋持ったままダッシュという謎の苦行を何回か
経験しているのでそれは避けたかった。
時間を意識しながらも国道55をさらに東進。ここからは車が日和佐道路に流れるので思ったより走りやすい。
ロードバイク何台かとすれ違ったのはそういうことかと。
多少アップダウンはあるが、車が少ないのでホントに快適に進み、県道284への分岐を左へ(1枚目)。
前回同様、雨水が流れてオレンジ色の小さい川ができている。ここはオレンジロードと命名することにする(2枚目)。
初の「平等寺新橋」(3枚目)を渡るとほぼ平等寺の真ん前に出る。
13:35【22番:平等寺】23番:薬王寺から約20.4km。
前回見逃しの「箱車」は本堂の中に設置されていた。(お寺の方に聞いた)
あと、疲れのためか本堂左手を大師堂と思って献灯・焼香したところで護摩堂(3枚目)ということに気づいた。
護摩堂もあまり寄らないのでたまに参拝しておくのもよいと思った。前回通らなかった階段(4枚目)を下って
大師堂へ。今日は土曜日だからか境内には人が多かった。
14:20【JR桑野駅】22番:平等寺から約6.6km。
車の少なそうな県道284を北上し国道195からは東に行って間もなく到着。
駅ではトラックで奥さんを迎えに来ていたおじさんと会話。自転車に乗っていたらしく、輪行の話とか、クロモリ
やカーボンの話や桑野駅には昔トイレがあった話をした。おじさんの言う通りトイレがないので最小限の着替だけ
して輪行準備し、15:06のJRを待つ間にアプリで徳島からの特急を予約。おかげで徳島からは無事指定に座れて
爆睡できた。18:47岡山着予定だったが、JRの遅延トラブルがあり19:00頃岡山駅着。
【本日の念珠】
次のステージに続く。。。
次回、第6遠征(2泊3日)は太龍寺リベンジから再開。
【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:110.81km 獲得標高:896m 自走時間:4:50 電車時間:3:41
【自転車遍路2周目(逆打ち):第13ステージ29~25番】
昨日は29,28番を打ち残してしまった。
宿に荷物を置かせてもらって10km戻って29番→28番→再び宿に戻って荷物GETの流れにすることにした。
この打戻りにより約20kmの距離増となりメンタルもへこむが、これも遍路の醍醐味。雨も降っていないし
恵まれていると言い聞かし、6:30宿出発。
6:55【29番:国分寺】宿:ゲストハウス水仙の里から約10.2km。
朝早めなのだが、農家の方が多いのか結構車が多かった。
大師堂のところに5色の「御手綱(みてづな)」があり、これが大師様につながっているとのことで
紐に触れて南無大師遍照金剛を唱えた。
7:50【28番:大日寺】29番:国分寺から約11.2km。
国分寺近くに「へんろいし饅頭」があって食べてみたかったが8:00営業開始で断念。
大日寺直前に10%強の坂があるが300m程と距離が短いので勢いで登る。
8:15【宿:ゲストハウス水仙の里】28番:大日寺から約1.5km。
荷物を取りに帰ってきた。宿の方におにぎり弁当を頂いたが、道中好きなタイミングで食べれるので非常に助かる。
8:30宿の方にお礼を言って出発。同じタイミングで出発のバイクの方と少し会話。これから国道195を東に行くそう。
ここからは国道55号に沿って延々と東へ。
夜須から自転車道(3、4枚目)に移って走るが安芸で再び国道へ。
昨年、室戸荘のおばちゃんに聞いたが時間の関係で寄れなかった「焼きナスのアイス」(6,7枚目)へ。
「焼きナス」と「青のり」のダブルを食べた。個人的にどちらもハマらなかったが、2つを混ぜてみると
何味というわけではないが、意外においしかった。今度は普通の味を食べてみたい。
ここからいよいよ神峯。1周目に足着きしたのはココと太龍寺。因縁の坂だ。
西から行くと広域農道の登り口(1枚目)がありここからだとしばらく道がきれいだが
前回同様民宿側(2枚目)から登ることにする。
フロントパニアバッグ右側を外し、残した左側に最小限の参拝セットを詰め込んだ。
外した荷物は自己責任で「とある場所」に置き、いざクライム開始。
麓から行くと約3.4km平均10.6%、最初の2kmは緩い箇所もある。しかし、残り1.5kmからが平均16.1%の最凶の坂
が始まるためペースは抑え気味に。腰にも若干違和感があるのでダンシング(立ちこぎ)はラストの駐車場越える
あたりまでは封印することにした。
また、Stravaのライブセグメントを利用してサイコン上にゴールまでの残り距離が表示されるようにした。
これでサイコンを見さえすれば後何mで着くかを把握できるのでメンタル効果は高い。(横峰寺でも使用)
(※ここから頂上までは下り時に撮影した写真。)
後半エリアに突入直後、後ろから車(選挙関係)が一台来るが右手で譲る合図をして早めに対処。
その後見たことある残り800mの看板。ドリンクボトルを飲むのも気を付けないと危ないくらい勾配がある。
残り300m看板。前回はこの看板の後で足をついた。
「この上すぐ駐車場」看板。残り200m程度だと思うが、自転車だと全然「すぐ」ではない。
歩き用の階段と交差しまくっている。鶴林寺を思い出す。
駐車場を通過して残り約100mの螺旋ゾーン(上から撮影)。ここでダンシング開放。一気に上を目指す。
そして、ついにノンストップ登頂、一年越しのリベンジを達成。誰もいないが両手を挙げてガッツポーズ。
初見時には気づかなかったが、勾配が緩む(とはいっても10%程度はある)個所が3~4か所あり、そこで
うまくドリンク補給や力を抜くことで上まで行けたと思う。あとはサイコンでの残り距離の表示とフロント
キャリア+バッグによる前荷重でバランスが取れていたことも影響したと思われる。
11:25【27番:神峯寺】宿:ゲストハウス水仙の里から約38.4km。
山門に少し戻って入りなおす。その際年配の夫婦とすれ違い越しに挨拶。
前回見逃しポイントの「石清水」(3枚目)。病気平癒に良いとされるので手ですくって軽く目に当てた。
下る際に駐車場に寄って、前回同様「ごっくん馬路村」を売店で購入(1枚目)。疲れた体にゆずが染み渡る。
その後、麓まで下って唐浜に出て昼食(2枚目の箇所はアリさんが多いので浜に降りて流木に座る)。
水仙の里で作ってもらったおにぎり弁当、昆布・味噌どちらも大き目のおにぎりで美味しかった。
ここからも国道55号を東進。吉良川に入って、国道が工事中、片側通行のため停車。後続の車も多く、こういう時は
大体信号が青になるとかわす道幅もないため強制スプリントをしないといけなくなる。神峯での疲れもあるし、
次の金剛頂寺以降にも足を残しておきたいので一本北の細い路地に抜ける。すると風情のある吉良川の街並みが。
これはうれしい誤算となった。
吉良川を過ぎて金剛頂寺目指し西側から約6kmの道を登る。まずは10%くらいのキツめの坂で標高180m付近
まで上がり、そのあとは1桁勾配の登りで標高200m付近まで。交通量も少ないので走りやすい。
順打ちの際も使えばよかった。
14:15【26番:金剛頂寺】27番:神峯寺から約31.9km。
前回見逃しポイントが盛沢山。霊宝殿(4枚目)、がん封じの椿(5枚目)、一粒万倍の釜(6枚目)、
知光上人御廟(7枚目、本堂向かって右手奥のためわかりにくい。納経所の方に聞いた)。
参拝後駐車場で歩きの方と会話。昨日室戸の東側は時折土砂降りになる荒天だったそう。
15:10【25番:津照寺】26番:金剛頂寺から約5.2km。
金剛頂寺からの下りがほとんどなのであっという間。なのだが、寺の近くで迷ってぐるぐる回ってしまった。
地元の方に聞いて無事到着。
前回見逃しポイント、階段途中の鐘楼門兼仁王門の内部(3,4枚目)、お釜岩(6枚目、見えているか微妙)。
ここで15:30。今日の宿は現在地から約2km。次の最御崎寺まで行くと約6km戻ってこなくてはいけない。
天気もこれから夜にかけて悪くなるようなので、街中で買い出しをして宿に向かうことにした。
16:10【宿:ニューサンパレスむろと】25番:津照寺から約4.4km(買い出しのため寄り道あり)。
室戸スカイラインからではなく「宿:竹の井」の方から8~10%くらいの坂を標高100mまで登り到着。
すべて高知県産の木でできているきれいな研修向け施設だった。男風呂は自分だけの貸し切りで
洗濯機も乾燥機もあり。自分以外にはランドリールームで少し話をした年配のご夫婦だけっぽかった。
あと、フロントのところにも朝ドラのポスターがあった(5枚目)。
【本日の念珠】
別格を廻っていないため、なし。
次のステージに続く。。。
【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:101.88km 獲得標高:1,013m 自走時間:5:18 電車時間:なし
【自転車遍路2周目(逆打ち):第12ステージ36~30番】
須崎(高知)~阿南(徳島)まで2泊3日の予定。初日の今日は28番:大日寺を目指す。
天気が怪しい(降水確率50%前後)のもあったので事前にワークマンでレインウェアを購入し備えた。
いつもの大元駅5:30発→坂出→特急しまんとで須崎9:00着。準備をして9:30出発。
まずは36番青龍寺を目指し県道23を東進。ここで早速トラブル発生。写真1枚目のあたりでスマホを落とし、
なんと後続のダンプに轢かれた。すぐに拾い上げるが画面上部1/3、内カメラ、外カメラの1つが割れている
。。。しかし、驚くことにその状態でも顔認証がギリギリ通り、写真も接写しなければ取れそう。
この時点でスマホが壊れたら遠征中、カメラもGPSも電子マネーも使えず大変なことになるところであった。
appleと大師様に感謝し、宇佐大橋(3枚目)を通って県道47へ。
10:35【36番:青龍寺】須崎駅から約31.8km。
昨日の雨のせいか、湧き水が勢いよく出ていて、階段も濡れていた(3枚目)ため注意して本堂へ。
駐車場で大阪の車遍路の方と挨拶して出発。
11:40【35番:清瀧寺】36番:青龍寺から約14.0km。
宇佐大橋を戻って県道23→県道39を北上する。前回は西側の裏ルートを登ったが今回は王道の表ルートへ。
前半は8~10%前後でボチボチきつく、最後は20%前後の坂でミニ仙遊寺といったところだが、無難にクリアした。
前回山門を見ていなかったのでまず階段を下りて山門の天井の龍を拝観(3枚目)。
最後の坂でミニベロを押して歩いていた遍路ベスト(自分と全く同じもの)を着ていた女性と境内で話す。
どうも輪行で来た時に右ブレーキレバーの角度と引き具合が変わってしまい、六角のラチェットも
使い方がわからないようだったので実演しながら修正して差し上げた。
あと、納経所の女性の話で大師様の恩恵のある湧き水が手水場にも流れているということだったので
5枚目の写真の場所で手を清めさせていただいた。
12:55【34番:種間寺】35番:清瀧寺から約10.1km。
仁淀川を渡ってしばらく走り到着。ここでは外人さんが2人いた(挨拶のみ)。
前回見逃した安産祈願の「底抜け柄杓」がなかなか見つからなかったが、よく見ると本堂の対面側
(田んぼが見える方)にあった(5枚目)。
前回「長浜種﨑間県営渡船」に乗ってみたかったのだが、係員の方が発熱したとのことで臨時休業中だった。
今回こそは乗ってみたかったので事前に時刻表を調べておいた。長浜側は概ね毎時0分発で出ているようだったので
今からだと14:00か。それを逃して15:00になるとその先の打つお寺が激減してしまうので絶対に避けたい。
雪渓寺へと急ぐ。
13:30【33番:雪蹊寺】34番:種間寺から約6.8km。
ここから渡船乗り場まで1.4km。14:00には間に合いそうだ。
前回見逃しの「太玄塔」「玄峰塔」(共に写真4枚目)。
13:50 渡船乗り場(長浜)到着。自分入れて自転車4台、バイク1台。浦戸大橋を下から眺めるのは初。
景色は思ったよりかなり良かったし、無料というのがありがたい。5分ほどで種﨑側に到着。
14:35【32番:禅師峰寺】33番:雪蹊寺から約8.6km(渡船部分0.7km含む)
フェリー降りてファミマでおにぎりとドリンク補給。県道14を東に進み、西側から最後の登りへ。
基本10%前後で一瞬20%くらいのところもあるが500mの距離なので清瀧の表よりは登りやすかった。
参道にかわいいお地蔵さん(特に小さい子地蔵)あり(5枚目)
帰りに駐車場でウィリエールのロードの女性と会話。大学生っぽく見えたが30代とのこと。
この坂は最後の方は押してきたようだった。順打ちっぽかったので竹林寺は登れたか、、、を聞き忘れた。
15:35【31番:竹林寺】32番:禅師峰寺から約7.0km
北上して下田川沿いの県道32を西へ。竹林寺のある五台山は一方通行なので回り込むようにして
登っていかなくてはならない。時間も無くなってきたので8%前後の坂を必死にクライムして到着。
前回気づかなかった大師堂前「なで五鈷(ごこ)・御手綱(みてづな)」(5枚目)をなでてみた。
境内は相変わらず広く、納経所もきれいだった。
時間が気になり、朝ドラで話題の牧野植物園と高知名物「たっすいがはいかん」看板(7枚目)を撮影し、
先を急ぐが、急ぐあまり88か所中唯一の文殊菩薩(卯年生まれ)のお寺ということを忘れてしまっていた。
御守とか買えばよかったと後悔。。。
16:30【30番:善楽寺】31番:竹林寺から約8.1km
五台山からの下りは30番とは逆方向に下るのと、市街地で信号が多くペースが上がらず本日はここで打ち止めに。
前回見逃しの手水場の下の「あまのじゃく」(2枚目)、首から上の病にご利益のある「梅見地蔵」(3枚目)
を拝観。歩きの人が納経所で経本を忘れかけていたので渡し、軽く会話。
タイムアップのため29番:国分寺の近くを通過して、28番:大日寺の近くの宿「ゲストハウス水仙の里」へ。
17:45【宿:ゲストハウス水仙の里】30番:善楽寺から約16.7km
夕方で交通量が多い中、物部川を渡り、有名(?)な「超カーブ」コーナーを曲がり、宿へ。
宿のおばちゃんは超フレンドリーで遍路の話等でいろいろ話し込んでしまった。
夜は学生時代の同級生と近くの居酒屋へ。コロナもあり久々だったので話に花が咲いた。
明日は打ち残した29,28番を廻り、いよいよ神峯の壁リベンジだ。
【本日の念珠】
別格を廻っていないため、なし
次のステージに続く。。。
【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:97.82km 獲得標高:750m 自走時間:4:15 電車時間:4:30
【自転車遍路2周目(逆打ち):第11ステージ37,(別5)番】
今日は須崎の大善寺が目標(110km超)、暑さにやられそうなら窪川の岩本寺(85km)まで。
窪川・須崎あたりは曇り予報だが、相変わらず暑そうなのは間違いない。
1枚目の写真は民宿の部屋の外のオープンデッキから撮影。
昨日の夕食の量を考えると朝食食べきれるだろうかと思ったが、朝食は丁度良いボリュームだった。(写真2枚目)
右上のかわいい袋は田村さんで用意してくれたおにぎり弁当。ありがたい。7:20宿出発。
金剛福寺の前を通り今日は海岸線(東)の道を進む。西と同じくアップダウンが微妙に続くが
出発直後だからか前回と違って楽に感じた。見覚えのある自販機があり思わずニヤリとしてしまう。
以布利までは県道27を行く。日影が多く涼しい。途中散歩のおじさんと挨拶。
大岐の浜は時間が早いせいかサーファーはあまり多くなかった。上から撮影。
国道321号をひたすら走る。
途中、遍路小屋54号に寄りノートに記入。前回ここで熱中症気味になり30分休ませてもらった場所だ。
こういう場所は普段何気なく見過ごしているが緊急時は非常にありがたみを感じる。自分の健康管理と同じく
何もないことをありがたいと思う大切さを再認識。
四万十川を渡り、そのままの道>県道42>国道56に合流。
ここで民宿田村のおにぎり弁当を頂く。おにぎりの梅干しの酸味とたくあんの塩がこの暑さに丁度良い。
国道56号を突き進む。高速と並行していない区間は車が地味に多く神経を使う必要がある。
途中電光温度計で28度の表示があるが体感的には完全に30度越え。
窪川の街自体が標高220mくらいと認識していたので覚悟はしていたが、それ以上の300m付近まで上がらされ
そこから少し下って窪川に到着となる。
12:30【37番:岩本寺】宿:民宿田村から約86.4km。
到着後すぐに山門前のサイクルラックに自転車を置き、参道入り口の「まるい」さんでかき氷。
悩んだ末、前回と同じスイカを選択。ふわふわの氷は他店でもありそうだが、1枚、円盤型の氷が入っていて
この食感とシロップの染み込み具合が絶妙。気力が一気に回復した。
その後参拝。山のあたりの雲行きが若干怪しかったが、この後雨には遭わなかった。
この時点で13:00、次の別格5番(須崎)までは約31km。さすがに2時間あれば着くハズなので須崎に向けて出発。
ここから自分の勘違いで七子峠を登らないといけないと思い込んでいたが、窪川側からだとほとんど登らずに
「七子峠」の看板があり、そこから下りのボーナスステージ。嬉しい誤算であった。
しかし、下りが終わった後、須崎中心部に入る前に焼坂と安和のミニクライム(50m程度の上昇)があり、
ここまでの疲労の蓄積もあってかなり応えた。。。
大善寺手前850mのところにある「道の駅かわうその里すさき」でアイスを食べて、土産をゲット。
14:40【別格5番:大善寺】37番:岩本寺から約31.0km。
駐車場のすぐ横にあるのが大師堂で本堂は階段を上がったほぼ真上。さらに納経所は駐車場から大師堂と反対に
まわりこんだところ(写真7枚目)の集合住宅の1Fにあるという今までにない斬新な配置のお寺。
しかし心配は無用。大師堂に親切な図(写真2,3枚目)が設置してあるので非常にわかりやすい。
本堂への階段が急だが上からの眺めは海も見えてすばらしい。
15:20【JR須崎駅】別格5番:大善寺から約1.4km。
特急を待っている間、別ホームに企画列車が入ってきて、地元のおもてなし隊(?)と乗客の一時的な乗降で
駅は少しだけにぎやかになっていた。
16:16須崎発(高知で南風に乗換)19:41岡山着で帰還。今回の灼熱の遠征3日間が無事終わった。
【本日の念珠】
次のステージに続く。。。
(次回は須崎駅から再開、36番:青龍寺~)
【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:116.78km 獲得標高:1,192m 自走時間:5:11 電車時間:3:25
【自転車遍路2周目(逆打ち):第10ステージ(別6),40~38番】
第4遠征2日目。天気は完全に晴れモード。昨日も概ね30度(真夏日)以上、今日も確実に暑いハズ。
気合を入れて、6:48宇和島リージェントホテル出発。
6:50【別格6番:龍光院】宇和島リージェントホテルから約1.1km。
平日、人がまだまばらな中、即到着。
宇和島城、市街が一望できる見晴らしのいいお寺。納経所の方曰く、昨今の防災の観点から植木の
伐採を行って見晴らしがよくなったとのことだった。
ここから国道56号を南下。県道46を通ってみようかと悩んだが10km以上遠回りの上、山の中を抜けるので時間も
かかりそうということで王道の国道56を選択。危険度で悪名高い松尾トンネル(1,710m)を抜けたが逆打ちだと下り
なので今回はそこまで怖い思いはしなかった。
9:00【40番:観自在寺】別格6番:龍光院から約41.4km。
国道56号も国道11号同様交通量が多く、暑さに加えてメンタルを削られながらも到着。
「八体仏」と「心経宝塔」を目に焼き付け、山門の天井に絵を発見。
再び、国道56号を南東へすすむ。この道沿いに昨年寄った「おばちゃんのアイスクリン屋」があるハズ。
それっぽい場所を2か所通過して「あれ、もう一つ先かな」と進んでいくうちに宿毛に着いてしまった。。。
昨年ここを通った際にも暑さでバテていてアイスクリンで一気に生き返ったんで今回も楽しみにしていたが、
おばちゃん定休日だったんだろうか。。。
11:05【39番:延光寺】40番:観自在寺から約28.5km。
前回見逃した「目洗い井戸」「赤亀の石像」も拝観。境内と近くの道で1名ずつ歩きの方がいた。
ここから国道56号を折り返し、大月町ルートも考えたが、かなり暑さがあるのでやめておいた。
国道56号に戻り東へ。スワロー会館(20年前後輩の結婚式の会場だった。懐かしい。)から南へ折れ、
県道21で三原村へ上り、土佐清水、足摺を目指す。
途中一瞬きつくなる個所もあるが、基本的に1ケタ台の勾配で三原村までは到着。
問題はここからだった。そのまま県道21を進んで大岐の浜側へ降りて国道321号に向かうのが間違いないのだが
できるだけ通っていない道を通ろうと、県道21の途中右折し来栖野トンネルを抜けて左(写真2枚目)へ行き、
続いてすぐ右折し益野(航空自衛隊 土佐清水分屯基地方面)へ降りるルートを選択してしまった。
地図上だと海が近いのでコーナーの多い下りだけかと思いこんでいたが、標高135mの三原村からからさらに
約6km平均10%前後の登りが待っていた。。。
途中、工事のおじさんがいて「もう登りが終わるか」期待して確認したが「まだあるよ」というメンタル崩壊の回答が。
延々に続く登りに感じた。。。あまりに暑いので休憩。もうろうとしながら買っておいた凍ったペットボトルで首・顔
を冷やす。ここでふとプロ選手がやる冷えたボトルをジャージの背中に突っ込んで走るシーンを思い出し、必殺技を
思いつく。凍ったペットボトルを同様に背中に突っ込むのだ。これが思ったより効果あり、暑さもかなり軽減されそうだ。
結局頂上は標高650m地点(写真4枚目は595m地点のサイコン、5枚目が頂上)。その後、下って国道321号に合流した。
16:00【38番:金剛福寺】39番:延光寺から約54.9km。
微妙にアップダウンを繰り返す海岸線(西)を通って足摺岬へ。時間があったので金剛福寺を廻って本日の打止めとする。
「大師亀」さんも今回は拝観。相変わらず境内の庭が素晴らしい。
16:40【宿:民宿田村】38番:金剛福寺から約1.1km。
遍路さんには有名らしい民宿田村。ちょっと入り口がわかりにくったが近所の方に聞いて到着。
この暑さと、金曜とはいえ平日だからか本日は自分一人。
2F全体がゲストハウスのようになっていて庭にある洗濯機、乾燥機も使用させてもらえる。
晩御飯のボリュームがすごくて食べきれないかと思ったが、何とか完食。落ち着く畳の間にて爆睡。
【本日の念珠】
次のステージに続く。。。
【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:116.21km 獲得標高:1,556 自走時間:5:21 電車時間:なし
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