自転車・巡礼メインの旅行記です
Life With BreakDown ~挫折だらけの人生~
【第14回 勝手にブルベ200km:岡山-出雲】
2019年8月12日以来となる4年ぶりの岡山-出雲。
実家に帰るなら自転車で帰省してみようとはじめ出して、ほぼ春夏年2回行ってきたが
家の都合やらコロナやらでやっと14回目が実施できた。
今回の自転車は2022年遍路で使用したKUOTA。リュック(deuter ULTRA RIDE 6)に万が一の輪行キット
と補給食、日焼止め等をパンパンに詰め、熱中症対策のため夜間の23:30に出発。まずは国道180号で新見を目指す。
0:00過ぎ、約20km地点、総社をかけ抜ける。平日なので車は多くない。
0:42 約30km地点、美袋(みなぎ)。月明かりが明るく、真夜中という感じがしない。
1:00過ぎ、約42km地点、高梁。iPhoneで夜景撮ると意外にきれいに映るなと感心。
1:30 吹屋登り口でドリンク補給。温度こそ低いものの湿度がすごく、低温サウナにいるイメージ。
2:48 約80km地点、新見(にいみ)。
いつもはもう少し手前のローソンに寄るのだが、新見の中心のコンビニに寄ったことがないので
新見駅近くのセブンでおにぎり(+予備おにぎりもう1個)とドリンク補充。
新見を過ぎると国道182号で東城へ向かう。九の坂トンネルまで上るとしばらく上りはない。
3:15過ぎ 約87km地点、神郷。高速PAの看板が見える。満腹度が足りなかったので先ほどのセブンで買った
予備おにぎりを補給。相変わらず湿度が高い。
3:55 約100km地点、「道の駅 鯉ヶ窪」。営業時間外だし東城まであと10km弱なのでここは撮影だけ。
4:12 約106km地点、東城のローソン。ゼリーを補給し少し甘めの紅茶をボトルに。ここから約40kmおろち
ループまで登りで、確かコンビニはないため予備ゼリーを購入。ここでまたやってしまったのだが、バナナの
パッケージにつられて「ミニッツメイド朝バナナ」を買ったのだがこの味が実はヨーグルト風味でバナナではない。
遍路の際にも間違ったので学習すべきなのだが、メーカーさんなんとかパッケージ替えるかバナナ味にしてほしい。
東城からは国道314で北上。
東城の標高は約300mだが550mまで上がり、細かく下り>上り>下り>上りで最終617mまで上がる。
この郵便局が頂上。時間は5:00、 約125km地点。まだ先は長い。
ここから再び標高430mまで下る。夜が明けてきた。こういう景色が非日常的でいいと思う。
ほぼ下りきったT字交差点。ここを左折し一旦国道183号と合流、そのあと右折で国道314に再度入ると
おろちループ(727m)に向けてクライムが始まる。
無心で上り続け、江の川と斐伊川の「分水嶺727m」の看板に到達。今回のライドでは最高標高地点。
6:25 約145km地点、「道の駅 奥出雲おろちループ」。
ここで休憩中、車で寄った男性にここまでの走行時間と距離を聞かれた。車で益田に向かっていて岡山にも
住んだことがあるらしかった。色々雑談して暑くなり始めたので軽く挨拶して7:00に再出発。
ここからは延々下りのボーナスステージ。
30km下ったところでいつもだと国道314号をそのまま行くのだがスマホのナビが「道の駅おろちの里」のところを
右折してダムを渡ると3km短いと指示してきたので右折。しかし、これが失敗。広域農道という表示で嫌な予感がして、
日影なしの最大11%の2km強の上り出現。後で確認したが国道314号線を行ったほうが距離は長いがトンネルで
涼しいしキツイ上りはなかった。。。
8:30 約187km地点。太陽もすっかりのぼり切り、暑さもいつも通りになった。疲れながらも三刀屋のファミマに到着。
斐伊川の東土手(県道197)を進むが、日影が全くない。途中唯一、木の影があったんでそこで塩分タブレットを
無理やり口に詰め込む。前回の遍路時に編み出した奥義「冷凍ペットボトル背中突っ込み」も使うが1回ペットボトルを落としてしまい、体力を無駄に消耗。
10:00 古志大橋。ここまで来たらあと4km。今まで通り熱中症防止スプレーをキャップやジャージに吹き付けて
いたがあまりの暑さにそれでは足りず、この少し手前のローソンで水を1本買って頭からかぶった。
10:12 実家到着。あまりの暑さに庭のホースの水と保冷剤でしばらく体を冷やし続けた。やはり走るシチュエーションに合わせた対策(出発時間や補給食、冷却グッズ、休憩場所の選択)は大事だ。それを怠ると間違いなく熱中症になると思った。玄関ではキンタ(猫)が寝ていた。猫はいいなァ。
【走行データ】※Stravaより