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【文月 流れて】
雨季の雲が 天高く上ると
乾いた風が 山を越えてくるよ
軽やかな朝に
夕べの星の名残が浮かぶ
季節が 流れて
『とき』を流して
木々の樹液も天を目指す
*
山に降った雨の粒は
しずくとなって谷へ下り
うぉんうぉんと海へと流れる
海の水は増えもせず
透明なままのしずくたち、
めぐる潮にのって星の周りをまわる
***
水無月に生まれたあの『とき』は
どこに行ったのか
流れて
流して
文月の雲にのって山を駆け上がる
しっぽをつかんでいれば一緒に上れるよ
文月に 『とき』は流れて
(by 天< ="2006.07.01=">
.。o○@_@)(@_@)○o。.
※※7月になりました。
毎年7月になると
『大きな樹』がいいなぁ、と思うのね
木陰の休憩というのはこの季節にふさわしい
市内の幹線道路は中央分離帯に樹が並ぶ
片側4車線の、真ん中近くの車線を走ると
エアコンを止めて ウィンドゥを下げる
入り込んでくるのは少し湿り加減の風
冷たすぎるエアコンの乾いた風より
水の匂いがする風が心地よい
***ほっと息がつける気がして。
締め切った車内の冷たさに
息まで詰めていたような、開放感がある
信号待ちも気にならない
『大きな樹』オアシスなのだわ
まだ梅雨!=今日は晴れ、でも明日から…(^^ゞ
カテゴリ-TOP 記事番号:管理人-63 2007-07-01 11:03:00