非才無才の雄叫び

つぶやくこと、叫ぶこと、すべてボケ防止だ!

東日本大震災 曾野綾子氏個人的記録という欺瞞Ⅳ

2011-12-24 13:37:04 | 日記
東日本大震災 曾野綾子氏の産経新聞「透明な歳月の光」の怪
東日本大震災 曾野綾子と文芸春秋「日本はどこで間違えたか」
東日本大震災 曾野綾子氏と読売新聞の「税と安心」
曾野綾子の「生活保護受給者」攻撃と「自殺のすすめ」
揺れる大地に立って曽野綾子氏東日本大震災個人的記録の欺瞞3
東日本大震災・曽野綾子のキーワードで今年は年が暮れそう。
もっと違う話題に変えて欲しい。せめて「東日本大震災 曽野綾子氏と
浅田真央ちゃん」とか・・・・。

冒頭に見苦しくもリンク先を並べて申し訳ございません。これも対抗
上やむを得ない措置です。2CHのレスにもありましたがネットは正に
闘いの場でもありますので、何卒ご容赦下さいますようお願いします。
 さて、ようやく曾野綾子氏の近著「揺れる大地に立って」を批判した
当ブログ「・・・曾野綾子氏の個人的記録という欺瞞」シリーズが先ず
三つ揃って表示されるようになった。しかし当方がアメーバーブログ
で書いている「叫びたい日々ー若さの秘訣」の『揺れる大地に立って
曽野綾子氏東日本大震災個人的記録の欺瞞3』は、なかなか直接表示
が出来ずにいる。当ブログとは少し違った視点で書いている部分があ
って、これがおそらく曾野綾子氏の痛いところを突いていて曾野綾子
氏側の必死の防戦が続いているのだろう。
このように同じキーワードでネットを毎日検索すると、面白いこと
に目指す相手の意図や動きが手に取るように解るものだ。
 曽野綾子氏側は10台以上のパソコンから7~8記事の当方のブロ
グへ同時にアクセスして氏の近著を批判した「曽野綾子氏個人的記録
という欺瞞」と「欺瞞3」の直接表示を押さえ込もうと懸命のようだ。
しかし、すでに最初の記事はトップ周辺で表出され動かすことができ
なくなり、ついに「欺瞞Ⅱ・Ⅲ」が並んだ。直接、読者の目に触れさ
せたくないという意図は明白だが空しくも表出され、「欺瞞3」の表
出も時間の問題だろう。つまり曽野綾子氏側は「欺瞞Ⅱ・Ⅲ」と「欺
瞞3」以外の当方の東日本大震災・曽野綾子キーワードで表出される
記事へアクセスを集中させて「欺瞞Ⅱ・Ⅲ」と「欺瞞3」の表出を阻
もうという作戦だろう。その作戦は見事に成功しているかに見えるが
、いよいよほころびが見え始めた。おそらく曽野氏側の10台以上の
パソコンは当ブログ等に接続したままになっていたと思われるが、そ
ういう虚しい努力はそう長く続くものではない。仕事の忙しさに紛
れて、ふとアクセスし損なったりすると阻止することも難しくなった
りして、当方の望む記事が表出される。1度表出されるとなかなか止
めることは出来ないものだ。ただ、そのやり方は、せめて直接の表示
だけはさせまいとの切なる思いとは裏腹に「頭隠して尻隠さず」の諺
よろしくその効果はザルのごとしと言いたい。なぜならまず第一に賢
明な読者さんは「Ⅱ・Ⅲ」や「欺瞞3」を容易に探し出し、当ブログ
も最初の記事の冒頭に「Ⅱ・Ⅲ」等のリンクを貼り巡らして、ブログ
は変幻自在な対応が出来るからだ。しかもブログは無料のものがいく
らでもあるので敵さんにとっては厄介だろう。
 さて出版を生業としておられる曽野綾子氏側の諸兄には僭越ながら、
ご忠告を申し上げたい。そもそも今回の「揺れる大地に立ってー東日
本大震災の個人的記録」は企画の段階で戦略上の誤りを犯している。
曽野綾子氏の「老いの才覚」の売れ行きが100万部を窺う勢いのニュ
ースが飛び込むや諸兄の心中は切歯扼腕の思いで一杯であったであろ
う。であるならば曽野綾子氏のその勢いに乗じて同氏の執筆で別の企
画を立てて他社に一矢を報いたいと思うのは当然だが、むしろ、そこに
誤りがあった。ヒットした「老いの才覚」は当方の先のブログで曽野
綾子氏の商才と持ち上げはしたが、その後よくよく考えてみると当該
の編集部が企画を立て曽野綾子氏に執筆を依頼したと考えるのが順当
であろう。団塊世代以前の、曽野綾子氏の「才女時代」をよく知って
いる世代をターゲットにしたその編集部の企画は狙いがピタリと当た
ったということだ。一方「揺れる大地に立って」はターゲットを絞り
きれなかったばかりか執筆者の選択を誤った。曽野綾子氏はこの種の
論評では精彩を欠くだけでなく世論の激しい反発を招いている事を編
集部は深刻に受け止めていなかったということだ。この段階で決め付
けては良くないだろうが、それが敗因だ。
 因みに当方が出版社なら「揺れる大地に立ってー二人の太郎の個人
的記録」と題して衆議院議員河野太郎氏と俳優山本太郎氏の共著を企
画しただろう。お二人には接点はないようだが河野太郎氏は48歳の
自民党の世襲議員で父親は自民党の元総裁で元衆議院議長の河野洋
平氏。祖父は同じく衆議院議員だった河野一郎氏。大叔父が元参議院
議長の河野謙三氏という家系で国会議員としてはいわばサラブレット
の一人。しかし、最近は自民党の中で過激な論調を展開するあまり物議
を醸したりして自民党国会議員団の中では四面楚歌の状況ではあるが、
脱原発では早くから活動してきた若手国会議員の代表格だ。
 一方、山本太郎氏はウィキペディアでは高校生の時、テレビに海水
パンツ姿で踊って人気を取ったのがきっかけでテレビタレントになり
、後に俳優に転進してブルーリボン賞助演男優賞を受賞している。脱
原発、反原発を掲げて自身の栄達を望まず身の危険をも省みない心意
気やその潔さは二人に共通していて、しかも多くの若者の共感を得て
いる。曽野綾子氏側の出版社の社是とは相容れないものならば、その
選択肢はありえないであろうが、敢えてリベラルな立場を取れば、考
えられない企画ではなかろう。(自画自賛)
 いずれにしても検索画面を見ると色々と想像をめぐらして楽しくは
ある。例えば・・・「これを何とかしなさいッ!」ネットの画面を見ながら
曽野氏が顔に青筋を立てて秘書さんを怒鳴り散らしている姿が目に浮
かんだりする。慌てた秘書さんは出版社に電話を掛けて対処方を依頼
すると、出版社のパソコンから一斉に当方の「欺瞞Ⅱ・Ⅲ」等以外のブ
ログにアクセスが始まる。かくして「欺瞞Ⅱ・Ⅲ」等は直接、表出さ
れる機会を失う。想像するだけでも実に楽しいではないか。
 ところで「揺れる大地に立って」を出版した扶桑社はフジサンケイ
グループの出版社のようだが、ただ寂しいことには保守系出版社とし
ての気概が見受けられないことだ。何でも金になれば良いという拝金
主義的傾向が前面に出ているように感じられる。今は昔と違ってテレ
ビを中心としたマスメディアの世論に対する影響は絶大なものがあろ
う。それだけに保守論壇を擁する出版者・マスメディアは論客の選別
は厳しく行なってもらいたいものだ。売らんがための形振り構わぬや
り方は厳に慎むべきだ。どういうことか言わずとも曽野綾子氏側の諸
兄はご存知であろう。この際だからきちんと指摘しておく。つまり「
書き下ろし」というキャッチフレーズの欺瞞だ。最初は見落としてし
まっていたが、ネットを見ているうちに曽野綾子ファンのものと思わ
れる記事のタイトルの下に「書き下ろし」とあった。当初は「何が書
き下ろしだ。『揺れる大地に立って』は、今までのコラムやインタビ
ュー、対談したものを加筆したり修正して纏めたわけだから編纂だろ
う」とつぶやきながら、ふと気になったので当方の先のブログ「東日
本大震災 曽野綾子氏の個人的記録という欺瞞Ⅱ」に記した「揺れる
大地に立って」の目次等の内容をチェックしてみると、「揺れる大地に
立って」のキャッチフレーズに「私たちはいかに立ち直り、何をなすべ
きか?すべての日本人に捧ぐ、書き下ろし緊急出版
!」とあるではな
いか。ついつい見過ごしていたが、「揺れる大地に立って」の目次を見
る限り東日本大震災以来の曽野綾子氏の発言や記述がほとんどを
占めているのに、何が「書き下ろし」だ「書き下ろし」というのは、
今まで他に発表したことのない新たに書き表した小説や論文等を発表
する時に「書き下ろし」というはずで、今まで発表したコラムやインタビ
ュー、対談の内容に修正を加え加筆を行なったものは「編纂」だろう。
東日本大震災以来の曾野綾子氏の震災に対するコラムや発言を知
らない人たちは「書き下ろし」というキャッチフレーズに新鮮さを感
じただろう。出版社はそれが狙いだったということだ。こんな馬鹿な
ことをこともなげにやってしまうなんて信じられない。
書き下ろし」なんて、これこそ欺瞞そのものではないか。
フジサンケイグループの扶桑社は売らんが為には手段は選ばな
いということか
?国民を愚弄するにもほどがある。
これを諒とした曾野綾子氏も同罪だ。
 
これは出版社が変節したということなのか?それとも元々保守系
出版社というのは、そういうものなのか、憂うべき事態だ

ここで思い出したのは、軍部が出しマスメディアが翼賛して報道した
といわれる「大本営発表」。言論統制があったとはいえマスメディアは
こぞって、それに翼賛し嘘八百を報道した。敗戦後、マスメディアをは
じめとした知識階級は自己批判を行い、二度と間違いを起こさないと世
に誓ったのではなかったのか?にもかかわらず時を経ると、このように
忌まわしい片鱗を露にする保守系出版社は妖怪というほかにない。いず
れまた世を危うくすることに手を貸すことになるのではないか
それが「書き下ろし」という言葉に象徴されているのだ

曽野綾子氏側の出版社諸兄よ

曽野綾子氏の欺瞞に加担するのは

おやめなさい


保守系メディアとしての矜持を持って

世を導くべきだ


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