漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

6月18日(火)のつぶやき

2013年06月19日 03時52分11秒 | Weblog

イベント【素敵なカフェで読書会】 日本橋のミカドコーヒーにて。ここのモカソフトは逸品♪ →book.akahoshitakuya.com/post/13/900205… #bookmeter


昨日のお台場メシ(ランチバイキング)。そこそこ・・・お台場でグルメは期待しないが、給食みたいなプラスチックの器が何とも(ーー;) →book.akahoshitakuya.com/post/13/900356… #bookmeter


久々のガンダム。ここでは背景がイマイチ。少し薄汚れた? →book.akahoshitakuya.com/post/13/900359… #bookmeter



読書メーターまとめ(2013年6月10日~6月16日)

2013年06月19日 01時00分26秒 | 読書メーターまとめ
2013年6月10日 - 2013年6月16日の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1252ページ

日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
☆☆☆ 古典の授業で習った名作揃い。ただ知ってても、こういう風に現代的味付けをしてマンガで読むと、また楽しい。笑って読める日本文学です。清少納言、紫式部、道長や鴨長明など、キャラが上手く作ってあって、しかも、あながち間違っていないので一層笑える。この前読んだ「うた恋い」と同じテイストの面白さ!中でも藤原孝標女はヲタ女の走り?すごくシンパシーを感じる。彼女の「后の位も何にかわせむ」と、兼好さんの「同じ心ならむ人」は古典の中でも大好きなフレーズ。ただ、彼は結構イヤミな奴であんなお茶目キャラではなかったと聞いた
読了日:06月15日 著者:蛇蔵,海野 凪子

トコトンやさしい地震と建物の本 (今日からモノ知りシリーズ)トコトンやさしい地震と建物の本 (今日からモノ知りシリーズ)
☆☆ いろいろ面白そうな『物知り』シリーズ。気になる地震について借りてきた。“トコトン”とあるので、サルでも分かるほど“やさしい”かと思ったのに、これが意外と難しい。一所懸命、一般向けに分かりやすく説明してるのは認めるが、物理学と無縁に暮らしてン十年・・・頭が建築用語と関数図形についていけない(ーー;)。が、原理だの計算だのを並べてないところは面白かった。特に本棚は転倒防止金具より、直角に低い本棚を置く方が地震対策として有効だとか!本読みとして、これは非常な有益情報でした!
読了日:06月15日 著者:斉藤 大樹

聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)
☆☆☆ 12世紀の修道士が主人公とのことで、『薔薇の名前』のような重厚さ想像していたら、見事に期待が裏切られました。それもいい方向に。カドフェルは重厚とは程遠い、酸いも甘いもかみ分けた知的で広い視野の持ち主。しかも、ちゃっかり女性の美しさを愛でる俗っぽさもある、なかなか味のあるキャラクターです。物語は彼の属するシュルーズベリ修道院が聖人の遺骨を求めにウェールズの田舎へ赴き、そこで殺人事件が!というミステリー。
第一巻ということもあり、人物と背景の紹介が長く、事件が起こったのは100Pも過ぎてから。謎解きの方はたいしたことないけど、時代背景と人物造形(カドフェル始めウェールズの面々)が楽しい。血生臭さもなく、みんなが満足する形で収まり、メデタシ、メデタシ。これなら、続きも楽しく読めそう。
ただ、日本語のタイトルがどうもね。原題を直訳すると“遺骨に対する病的な嗜好”。この方が内容にピッタリ(当たり前だけど)
読了日:06月14日 著者:エリス ピーターズ

青色廃園(傑作集) (花とゆめCOMICS)青色廃園(傑作集) (花とゆめCOMICS)
☆☆☆ 再読。リチャード3世を扱った『時の娘』を読んだので、同じテーマの『天の戴冠』を読みたくて押入れから引っ張り出す。1977年初版。『青色廃園』『特別休暇』『プリマヴェーラ』『ドルコンスキイ公爵夫人』5編収録。共通してアンニュイで少女漫画的テカダン風味の作品集。リチャード3世も物憂げで思索的な美少年キャラ。少女漫画だからしょうがないが、あの肖像画見た後だとギャップが・・・^^;。史実には非常に忠実。ただ、80ページで30年余りを書き込んでいるので、駆け足な感じは否めない。『プリマヴェーラ』が一番好き。
読了日:06月12日 著者:森川 久美

時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)
☆☆☆ イギリスにはエドワード、リチャード、ヘンリー、エリザベス以外の名前はないのか!?(怒)同じ名前ばっかりで誰が誰やら・・・wikiを首っ引きでやっと読了。ロンドン警視庁のグラント警部は犯人を追跡中にマンホールに落ちて大怪我。入院中の退屈しのぎに、甥を殺して王になったとされるリチャード3世(1452~1485)の謎を考察することに。当時の史料を読み漁り(当然)、警官らしく状況と関係者の動機を探ること。そこから見えてきたのは全く動機の見当たらないないリチャード3世の至極真面目で愛情豊かな人物像だった。
対して、裏でいろいろ画策してそうなヘンリー7世。甥殺しの真犯人が判明したわけではないが(新史料でも発見されない限り無理)、歴史の通説を論理的に反証、しかも物語として面白く読ませてもらった。思えば、シェークスピアの「リチャード3世」像はエリザベス女王がヘンリー7世の孫だってことを考えれば当然かも。でも、そのイメージが500年も一人歩き・・・罪深い筆力だなあぁ。
“トニイパンディ”は日本(とその周辺)にもいろいろあるなと・・・ 。作中に出てきたエブリン・ペイン=エリスの『レイビィの薔薇』という小説。読みたいと思って調べたら、作者の創作!あらま、がっかり 。
1951年発行。60年以上も前に書かれたものだが内容は古さを感じさせない内容だった。ただ、文中にリチャード3世がせむしだったのは嘘だとの記述があったが、これはこの前の発見で真実と証明された。これだけが情報の古さを感じさせた。
読了日:06月12日 著者:ジョセフィン・テイ

超訳百人一首 うた恋い。3 DVD付特装版超訳百人一首 うた恋い。3 DVD付特装版
☆☆☆ 清少納言登場。才走った彼女も若い頃はうぶで可愛い。宮仕えをしている彼女と実方の埋み火のようなコイバナが深い。でも一番気に入ったのは藤原道隆と高階貴子の恋。いいよね、身分違いのハッピーエンド。けど、道隆は早死しちゃうんだよねぇ(;_;。DVDは1巻収録の藤原道雅と当子内親王の恋。こちらは身分違いで引き裂かれた悲恋。切ない。今度もDVDは良いわ~。けど、何でDVD収録版の表紙は地味なの?紫よりピンクの方が好きだ。おまけマンガの行成君に爆笑www
読了日:06月10日 著者:杉田圭

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