よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録160(おうし座 ヒアデス星団部分)

2023-09-20 05:00:00 | C天体

おうし座 ヒアデス星団(Mel.25、C41)

画像①UV IR-Cutフィルター使用、アノテーション(表示されず)

画像②スカイアトラスによる写野

画像③iステラHDによる観望位置


肉眼でも見える散開星団ヒアデス、雲のないとこ探して電視観望での撮影、FMA135+ASI585MCの広角電視観望でも全部は入らず、いづれもう1度と考えていた。
 
しかし、9月18日に配信されたForbes JAPANの『地球に最も近いブラックホール、150光年先のヒアデス星団に複数存在か』の記事を見て記憶に残したく、ブログにアップ。
 
資料1)がそのリンク。ヒアデス星団の精密な恒星の動きの観測結果と、ブラックホールが存在したと仮定して、その影響を加えたシュミレーションの結果との比較が一致するらしい。ブラックホールは見えないしその場に行くこともできないので、可能性が充分あるとのレベルの話みたいだが、遠いけど1番近いブラックホール、気の小さい観測員はチョット怖い。
『何が怖いの?地球がそのブラックホールに飲み込まれること?』と館長。『ハイそうです。』と私。
『バカね。太陽って膨張するんでしょ。そのブラックホールに飲み込まれるまでに太陽に飲み込まれているわよ。』と館長。
『そうか、安心した。太陽に飲み込まれるのか。』『うん?』
 
なお、資料3)は少し古いが、ヒアデス星団の恒星の不可解な動きをダークマターで説明しようとする研究の紹介。
 
何が本当かは『神のみぞ知る』かもしれないが、人類も頑張っている。
 
資料4)は、これまでのブラックホール存在可能性記録の資料。
 
 
関連情報資料リンク
 
 
 

2023年9月12日午後12時頃、晴れ(所々雲)
メダカ部屋観測所
おうし座 Mel.25(ヒアデス星団)部分
FMA135+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR Plus32G+UV IR-Cutフィルター+iPadmini6
Raw8、Area3840x2160、Gain=252、Exposure=10s×30frames、32.6°C、ライブスタック
iPadmini6上でスクショ。「写真」アプリで、各調整など。

 
 
よしべやニュース2023年9月18日版
『F5で木星、写るもんです。』
130PDS、F5ニュートン反射望遠鏡。試しに動画で木星撮したら写りました。あたりまえ?
ASIAIR動画モード恐るべし。

画像④動画画面をスクショ

画像⑤画像④トリミング拡大
画像⑥AS!3でスタック、RS6でウェーブレット、拡大するとアラがばれるが、このサイズだとそれなりの木星。
画像⑦SKYMAX127(F11.8)+Neptune-CⅡ(10000frames30%スタック、9月18日撮影)、勝ってる気がしない。腕は上らず。(^ ^;
 

電視観望の記録159(木星 2023/09/14)

2023-09-19 05:00:00 | 太陽系内

木星(2023年9月14日午後12時前)

画像①VGAサイズ10000Framesからのスタック(30%)

取りあえず木星撮れました。館長に見せると、『今までで、一番良い。』とお褒め言葉があり、『このポッチ何?』との質問が・・・たしかに木星右下にまるい粒が・・・衛星?レンズゴミの写り込み?私にも分かりません。左下に微かに写っているのは、衛星と思いますが。また時間ができたら調べます。



よしべやニュース2023年9月16日版

『工事停電でドライブヘ』

4時間ほどの工事停電の予告がきていて、館長と真摯に検討した結果、この猛暑の中、車の中で過ごすことになり楽しいドライブ。

途中で寄った千枚田と呼ばれる小さな田んぼ。田植えや稲刈りの映像配信はよく見ますが、その後の風景がちょっと新鮮。



秋を告げる彼岸花。

空はまだ夏空。





(覚書)

木星撮影の方針変更

現状分析

①観測員(私)、素人・初心者、経験も技術もない。

②ネット情報から、惑星をF30以上で撮るというのは、基本ではあるらしいが、初心者の上、不器用な今の私には無理では。人ができることが、自分もできるとは限らない。

③SKYMAX127は、F20ぐらいまでが、適正とのネット情報もあった。

④バローレンズ使った私の木星画像より、バローレンズ使わずに上手に撮っている木星の画像も見受けられる。

⑤月の観望では繰り返す内に技術も向上した。経験を重ねれば技術も向上する。かもしれない。多分。

結論

今シーズンは、より易しいと思われるSKYMAX127+Neptune-CⅡを基本に木星撮影に取り組む。

結果

画像①・・・自己ベスト。二本の縞模様以外も確認できる。

感想他

①導入が楽。バローレンズを使わないことで、焦点距離が短くなり、ファインダー内の中心に導入すれば、Neptune-CⅡの写野に入ってくれるので、観望が楽になった。10分でビデオ1本撮って、スタックして画像の確認もできる。

②さらに、焦点距離が短くなったことで写野が広がり、余裕で木星を画面の中心にコントロールでき、VGAサイズ(640×480)での撮影が可能になった。(写野が狭いと操作ミス等で直ぐに字野からとび出すことがある。)そして動画のサイズも小さくなり、10000framesの撮影も可能に。

③相変わらずのビギナーズラックで、シーイングも良かった?パソコン画面上でも、木星の二本線以外の模様が確認できた。惜しむらくは、慌てての撮影でピントの追い込み無し。ピント甘いです。(なお、9月17日は、木星だけが見える空、ピントを追い込んで10000frames4本を撮影したが、いづれも没。)

④ASIVideoStackで、スタックしてダメなものは、AS!3でスタックしてもダメ。


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)天体望遠鏡で惑星を観察しよう~ビクセン Vixen

8)天体望遠鏡の選び方 | ビクセン Vixen(『倍率による見え方』あり)

9) 木星 - Wikipedia

 

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録145(木星 2ndショット+1 撮って出し) 

03)電視観望の記録143(土星 1st、2ndショット) 

04)電視観望の記録145(続き 木星・土星)

 
撮影データ画像
2023年9月14日午後11時50分頃
メダカ部屋観測所
木星
SKYMAX127+NeptuneC-Ⅱ+VirtuosoGTi+UV IR-Cutフィルター+天頂プリズム+SharpcapPro4.0
Raw8、Area640×480、Offset=0、Gain=376、Exposure=1.8ms×10000frames
ホワイトバランス等(AUTO)、AVIファイル保存。
AutoStakkert!3(AS!3)でスタック処理(30%)。
RagiStax6でウェーブレット処理等
Microsoftフォトで画像調整等

 

 




電視観望の記録158(カシオペヤ座 胎児星雲周辺)

2023-09-18 05:00:00 | NGC天体他
カシオペヤ座 胎児星雲(IC1848、散光星雲)周辺

画像①UV IR-Cutフィルター使用

画像②ASIAIRによるアノテーション

画像③スカイアトラスによる写野

画像④iステラHDによる写野

画像⑤元画像90°回転、トリミング


胎児星雲は、いくつかの散光星雲や星団などからなる複合天体、天文ファンの間では、その一部のIC1848の名で呼ばれているとのこと(資料9)。15分のライブスタック(私レベルでは長時間)で、どうだ!と取り組んだが、このレベルではいつもの存在確認の映像化であった。(^^;
画像①と③を比べると、確かに胎児星雲を撮っていることはわかるが、どう見ても胎児には見えない。回転させトリミングすると(画像⑤)一般的な構図になり、チョットまし。

『胎児星雲』を画像検索をかけると、出るわ出るわ、確かに胎児に見える。撮影時間は、3時間?5時間!7時間‼️・・・お見逸れしました。m(__)m
天体写真・・・ディープな世界です。

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)カシオペヤ座 - Wikipedia

8)Dual BP Filterの2作目: ハート星雲と胎児星雲 : ほしぞloveログ

9)Westerhout 5 - 英語版Wikipedia 

 

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録098(カシオペヤ座 M52散開星団) by Neptune-CⅡ

03)電視観望の記録099(カシオペヤ座 バブル星雲) by Neptune-CⅡ

04)電視観望の記録100(カシオペヤ座 M103散開星団) by Neptune-CⅡ

05)電視観望の記録104(カシオペヤ座 C13/NGC457 ET星団+1) by Neptune-CⅡ

06)電視観望の記録146(カシオペヤ座 NGC7789) by ASI585MC

07)電視観望の記録147(カシオペヤ座 M52+α) by ASI585MC

08)電視観望の記録152(カシオペヤ座 NGC281パックマン星雲) by ASI585MC

09)電視観望の記録157(カシオペヤ座 M103、C8、C10+2) by ASI585MC


10)電視観望の覚書008(天体カタログ M、C、Sh、Cr、Mel) 


撮影データ

2023年9月12日午後10時半頃
メダカ部屋観測所
カシオペヤ座 IC1848(胎児星雲)周辺
FMA135+UV IR-Cutフィルター+ASI585MC+ASIAIR Plus32G+赤道儀化AZ-GTi
Raw8、Area3840×2160、Gain=252、Exposure=10s×91frams、32.0°C、ライブスタック
iPadmini6上でASIAIRアプリ画面をスクショ。『写真』アプリで画像調整。
Affinity Photo2で、画像処理

電視観望の記録157裏(カシオペヤ座 C8、C10、M103+2)

2023-09-17 05:01:00 | C天体
カシオペヤ座 M103、C8、C10、NGC654、NGC659(いづれも散開星団)
これは、記録157のクーロンで全く同じ内容です(^^;
画像①UV IR-Cutフィルター使用

画像②ASIAIRによるアノテーション(誤記修正済)

画像③スカイアトラスによる写野

画像④ステラナビゲーターLiteによる観望位置


M103も2回目の観望。スカイアトラスの写野を見て、沢山天体が入るような画角で導入する。アノテーションをかけると、C8も表示される。観望終了後、アノテーションを見て資料調べをする。C9を調べるとケフェウス座と記されていた。C10の誤記。資料調べしなかったら気づかなかった。画像②を訂正。スカイアトラスはしっかりC10となっていたと改めて気づく。
電視観望、見るだけでも楽しいが、知識がないと困る場面もあると心に留める。

同じASIAIRアプリの中のスカイアトラスと、アノテーションで結果が違う。
Astapもそれ自身で使う時と、SharpCapの中で使うのでは表示が違う。
使う場面や状況により変えているからと思うが、複数確認を今後も心がける。

(覚書)
FMA135+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTiは一区切ついた。
しばらく、130PDS+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTiに取り組み。レベルアップに取り組む。
・9月14日、昼間のピント合わせ忘れ、ピントあわせず1日棒に振る。
・9月15日、13OPDSを搭載したAZ-GTiが意外に安定している。ピント合わせ終了、ASIAIRのプレートソルブOK。小刻みにプレートソルビングを繰り返し、AZ-GTiを制御するASIAIRにちょっと感動。

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)カシオペヤ座 - Wikipedia

 

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録098(カシオペヤ座 M52散開星団) by Neptune-CⅡ

03)電視観望の記録099(カシオペヤ座 バブル星雲) by Neptune-CⅡ

04)電視観望の記録100(カシオペヤ座 M103散開星団) by Neptune-CⅡ

05)電視観望の記録104(カシオペヤ座 C13/NGC457 ET星団+1) by Neptune-CⅡ

06)電視観望の記録146(カシオペヤ座 NGC7789) by ASI585MC

07)電視観望の記録147(カシオペヤ座 M52+α) by ASI585MC

08)電視観望の記録152(カシオペヤ座 NGC281パックマン星雲) by ASI585MC


09)電視観望の覚書008(天体カタログ M、C、Sh、Cr、Mel) 


撮影データ

2023年9月3日午後8時半頃
メダカ部屋観測所
カシオペヤ座 M103、C8、C10、NGC654、NGC659 散開星団
FMA135+UV IR-Cutフィルター+ASI585MC+ASIAIR Plus32G+赤道儀化AZ-GTi
Raw8、Area3840×2160、Gain=252、Exposure=10s×36frams、34.3°C、ライブスタック
iPadmini6上でASIAIRアプリ画面をスクショ。『写真』アプリで画像調整。
Affinity Photo2で、画像処理





電視観望の記録157(カシオペヤ座 M103、C8、C10+2)

2023-09-17 05:00:00 | M天体
カシオペヤ座 M103、C8、C10、NGC654、NGC659(いづれも散開星団)
画像①UV IR-Cutフィルター使用

画像②ASIAIRによるアノテーション(誤記修正済)

画像③スカイアトラスによる写野

画像④ステラナビゲーターLiteによる観望位置


M103も2回目の観望。スカイアトラスの写野を見て、沢山天体が入るような画角で導入する。アノテーションをかけると、C8も表示される。観望終了後、アノテーションを見て資料調べをする。C9を調べるとケフェウス座と記されていた。C10の誤記。資料調べしなかったら気づかなかった。画像②を訂正。スカイアトラスはしっかりC10となっていたと改めて気づく。
電視観望、見るだけでも楽しいが、知識がないと困る場面もあると心に留める。

同じASIAIRアプリの中のスカイアトラスと、アノテーションで結果が違う。
Astapもそれ自身で使う時と、SharpCapの中で使うのでは表示が違う。
使う場面や状況により変えているからと思うが、複数確認を今後も心がける。

(覚書)
FMA135+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTiは一区切ついた。
しばらく、130PDS+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTiに取り組み。レベルアップに取り組む。
・9月14日、昼間のピント合わせ忘れ、ピントあわせず1日棒に振る。
・9月15日、13OPDSを搭載したAZ-GTiが意外に安定している。ピント合わせ終了、ASIAIRのプレートソルブOK。小刻みにプレートソルビングを繰り返し、AZ-GTiを制御するASIAIRにちょっと感動。

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)カシオペヤ座 - Wikipedia

 

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録098(カシオペヤ座 M52散開星団) by Neptune-CⅡ

03)電視観望の記録099(カシオペヤ座 バブル星雲) by Neptune-CⅡ

04)電視観望の記録100(カシオペヤ座 M103散開星団) by Neptune-CⅡ

05)電視観望の記録104(カシオペヤ座 C13/NGC457 ET星団+1) by Neptune-CⅡ

06)電視観望の記録146(カシオペヤ座 NGC7789) by ASI585MC

07)電視観望の記録147(カシオペヤ座 M52+α) by ASI585MC

08)電視観望の記録152(カシオペヤ座 NGC281パックマン星雲) by ASI585MC


09)電視観望の覚書008(天体カタログ M、C、Sh、Cr、Mel) 


撮影データ

2023年9月3日午後8時半頃
メダカ部屋観測所
カシオペヤ座 M103、C8、C10、NGC654、NGC659 散開星団
FMA135+UV IR-Cutフィルター+ASI585MC+ASIAIR Plus32G+赤道儀化AZ-GTi
Raw8、Area3840×2160、Gain=252、Exposure=10s×36frams、34.3°C、ライブスタック
iPadmini6上でASIAIRアプリ画面をスクショ。『写真』アプリで画像調整。
Affinity Photo2で、画像処理