画像① SKYMAX127+ASI585MC+VirtuosoGTi(Vixen2倍バローレンズ+UV IR-Cutフィルター)VGAサイズ、8月29日撮影(記録143)
画像②SKYMAX127+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi(Vixen2倍バローレンズ+UV IR-Cutフィルター)VGAサイズトリミング、9月1日撮影、約2000frames50%スタック
相変わらず稚拙な画像だが、とりあえず土星と木星に見える画像なったので、今回の画像処理はここで終了とした。
資料6を参考に、AS!3で50%スタック処理(ColourからRGBを選択)、RagiStax6でウェーブレット処理・画像②はVGAサイズトリミング。ステライメージLiteとマイクロソフトフォトで若干の画像調整。
9月1日撮影の土星は、露出アンダーの為か、カラー化できなかった。
以下、今回の件で、ネット検索や観測で得たいくつかの覚書。
01)画像①も画像②も、VirtuosoGTiのまともなアライメントをしていない。曇天または月光下でアライメントに使う星が見えない。画像①はアンタレス、画像②は北極星で、アライメント。VirtuosoGTiが停止したところで、何も確認せずOK。あと、土星、木星の自動導入(は当然ズレるので)を人力で補正した。意外に自動追尾大きくズレない。これって気のせい?
02)(ツィッター情報から)惑星観測でF30というのは理想で、機器によってはそこまで到達できないこともある。SKYMAⅩ127では、F16~F20位が綺麗に撮す限界との意見あり。バローレンズ使わない方がよく撮る?
03)正立プリズム(天頂プリズム)+2倍バローレンズ+CMOSカメラの使用で、Neptune-CⅡは、アイピースと取り替えても大きくはピント位置が変わらない。ASI585MCは大きくズレている(筒の長さが違う?)。ただ、ASI585MCは画角が広いので、導入がいくぶん楽。
04)木星観望前に、プラネタリウムソフトで、大赤斑や見えている衛星も調べること。
05)木星の2000framesのAVIファイル(800×600)のサイズ約1Gbyte。まだいけそう。5000framesを目標に500framesずつのばしていく。ただ、VirtuosoGTiの追尾が安定しないと800x600ドット内にコントロールしきれない。今回、ROIは試せなかった。
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
9)天体望遠鏡の選び方 | ビクセン Vixen(『倍率による見え方』あり)
10) 木星 - Wikipedia
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)