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雑食オヤジの日記

SONY 3バンド・ラジカセ CF-1980Ⅱ

2005-10-01 | ラジオ
 まさか、という価格で入手した。
 まだオヤジが中坊だった頃、親類のあんちゃんご愛用のラジカセがスタジオ1980ことCF-1980だった。

 それより少し昔、一時バンドを組んでいて、地元のキャバレーのステージに立っていたこともあるという、あんちゃんはあこがれの存在である。
 オヤジがまだ一桁の歳の頃は、部屋に設えてあったドラムスを叩かせてもらったり、「帰ってきた酔っぱらい」のレコードを聞かせてもらったものである。
 エレキギター、ドラムスといいステレオセットといい、見る物初めてのもので、それが目的で良く遊びに行ったものだった。
 ところが隣家の火災に巻き込まれ、すべて灰となってしまった。

 家も新築され、「少年ジャンプ」が目的で何度か遊びに行っているうちに、しばらくすると格好イイラジカセがあった。それがCF-1980だ。
 スイッチがたくさんありメカニックな感じもあり、中坊オヤジは虜になり、遊びに行くたびに、アーだコーだといじり回していた。
 そのうち夢中になりすぎ、「貸してくれ」と何度か頼み込んだが、貸してはもらえなかった。
 当然だ。ラジカセとしては、高級の部類にあり、確か42000円くらいしたように記憶している。

 今回、とてもきれいなCF-1980Ⅱ(ローマ数字の2)を入手できた。
 このモデルがあるというのは、これを見て初めて知った次第だ。
 BCLブームにあって、短波が聞かれるようになり、パネルがアルミのシルバーになって、更に洗練されたデザインになったように思う。

 スイッチやボリュームの多少の接触不良は仕方無い。
 テープの再生速度が正常ではなかったのでパネルを外してみた。
 矢印のところにVRがあり、カセットテープを再生しながら回してみたら音が変化したので、良い加減のところでストップ。(フロントパネルを外さなくても、裏蓋を外すだけで調整ができる。)
 たぶんほぼ正常になったと思うが、関口宏の声がやや高く聞こえる。何せ、30年前のテープだから声も若いか...。



Comments (2)
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